2010年7月30日金曜日

仕事斡旋窓口係の創設を

仕事の斡旋窓口係の創設を6月議会で提案いたしました。

市役所や各事務所において、求人情報を貼り出したり、検索できるようパソコンを置いてもらったりしております。本当にありがたいことです。でも「それでいいじゃないか」とは私は思っていませんで、せっかくパソコンがあったとしても、それを操作できなければ何の役にも立たない。「お手伝いしましょうか?」声をかけて「仕事見つかるといいですね」会話しながら、仕事探しのお手伝いをしてあげてほしい。住民の生の声を聞ける本当にいい機会なのです。

仕事があることがどんなに幸せなことか。市民の方が一人でも多く仕事があるような状況に持っていくことが大事なんです。
パソコン置いてるから、勝手に操作して、勝手に仕事見つけておいで的 でなくて、そっと声をかけてみる そんなプラスアルファが淡路市行政には必要ではないでしょうか?

某議員が過去の給与をチラシにして配布しておりますが、その目的は何なんだろうと首をかしげます。今、現在 淡路市の財政事情を反映して、市長は30%カット、副市長も20%カット、議員も10%カット、職員も給与カットして、今の予算を組んでいるのが現状の中、あのチラシを見た人はカットした数字と思ってしまいますね。過去○○だったけど、現在は▲▲となっていて、行政改革も進めています。苦しいけれど、一緒に頑張って地域づくりしましょう って書いて欲しかったな。

私自身の給与明細をお知らせしますと、月額報酬は346,500円ここから議員共済(年金)▲56,000円が強制天引きされ、所得税で▲49,500円となり、差し引き241,000円です。(旅費や手当て等は一切ありません)報酬審議会で決定された385,000円から10%カットした数字です。「日当制にすべき」とのご意見もいただいておりますが、本会議出席だけが、議員の仕事ではないと私は思っています。
いかに質を高めるかが大事ですね。

2010年7月28日水曜日

淡路地区PTA連合会で陳情

淡路地区PTA連合会で、兵庫県教育委員会に高校問題で陳情に行ってきました。
数年前から淡路島全体での陳情に変わっており、私は前年度会長ということで、同行いたしました。今年度では淡路島全体で47名の減ということで、1クラス減は避けられないのですが、①「現状維持」のお願い②「遠距離通学費の貸与制度の周知と拡充」③「北淡中・岩屋中の明石学区進学維持」等を訴えながら、1時間弱懇談をいたしました。

淡路島47名減の内、淡路市が37名減ということで、クラス数減があれば津名高校, もしくは淡路高校が予測されますが、県教との話では、生徒数の増減にあわせて9月には生徒の進路希望調査を実施した上で、10月には発表するとのことです。
それと兵庫県16学区(他県では1ケタ)をどうするか議論が進んでおりまして、淡路学区のままでいくのか、他の学区とあわされ、広域な学区となるのか注目しております。淡路島では、大幅に生徒数が減少しており、淡路島全体のクラス数を維持していくのであれば、学区統合の道も検討が必要でしょうし、淡路学区のままでいくのであれば、クラス減は避けられませんし、学校廃校も今後には検討されるように思われます。 (4年後には一気に100名減)

いずれにしましても、学校が終わって1~2時間待たないとバス便がないという状況では、私学(柳学園)に行くにしても島内よりも島外の方が交通の便がよく、高速バス利用での島外通学の流れは止まりそうにありませんね。総合学科の淡路高校にしても、そういう状況下で島外からの生徒希望が減少していくんでしょうね。 民間が対応できないのであれば、高校の送迎バスが必要です。

2010年7月22日木曜日

余裕も必要かも?

 今日は、久々に時間的に余裕があって、一日かけてゆっくりと住民の方と話ができました。訪ねられた方には迷惑やったかもしれませんが、しゃべることもゆったりとできました。会話を楽しむって雰囲気ですね。本当にこんな日がたくさんあればいいのですが。

20日には、社会福祉協議会東浦支部を午前中、午後からは岩屋支部の運営協議会、その後、会費制で新入社員の歓迎会と支部役員、職員の懇親会ということで丸々1日「社協の日」となりました。

東浦支部では、福祉タクシー事業者が廃業した関係で、岩屋コミバスを研究したいとのことでした。先月の北淡支部との合同研修会もそうでしたが、公共交通がありながら、その使命を果たせていないのが現実なのでしょうね。岩屋地区で高齢化率が30%を超えましたし、北淡、一宮は35%程度となっていて、高齢者の移動手段に各地域とも頭を悩めています。
福祉タクシーの制度は必要あるなしに拘らず非課税であれば与えられる制度ですが、本当に公共交通もない地域にデマンドでのタクシー利用による低額負担の制度が必要ではないかと考えております。これも移送サービスをやっている社会福祉協議会との連携プレーが必要でしょうね。

社会福祉協議会ってたくさんの事業があり、わかりにくい組織なのかもしれませんが、住民側にたって活動していることは皆さんに知っておいて欲しいですね。

2010年7月18日日曜日

お疲れ様です。

 10時より淡路地区消防操法大会が開催されました。優勝チームは三木市で開催されます県大会に出場してもらうのですが、消防ポンプ自動車の部では南あわじ市チーム(八木第4分団)が、小型動力ポンプ車の部では洲本市チーム(大野分団)が優勝いたしました。淡路市チームは2種目とも3位という結果でした。

猛暑の中、きびきびとした動作により、日頃の鍛錬の成果が読み取れますね。一発勝負となりますから、難しいものがあり、結果としては優越がついていますがその差は僅差です。いずれにせよ、県大会に出場されますチームは、今後も一層の鍛錬に励み、技を磨いて、栄冠を勝ち取ってきてもらいたいと思います。健闘をお祈りします。がんばってください。


その後、国営明石海峡公園において、第5回淡路市夏祭りが開催されました。以前は持ち回り開催という取り決めであったようですが、町単独と違い広域になったことから、会場の準備や駐車場の確保が相当に難しくなっている背景があり、国営の夏祭り予算と併せて淡路市の夏祭りを実施することに同意をいただき、この国営で3回目の開催です。より喜んでもらえる、市民が参加できる夏祭りとなってきたのではないかと思います。 皆さんは楽しんでいただけましたでしょうか。

いずれにしても、こういう大きなイベントを支えているのは「人」でありますから、出番のある方はもちろんですが、応援している人、準備、当日、後片付け していただいている裏方さんにも感謝を申し上げます。お疲れ様です。

2010年7月17日土曜日

自分の身を守ることが1番です!

 ここ数日は、バケツをひっくり返したようなゲリラ的な大雨があり、各地で農業災害や崖崩れも発生しておりまして、土嚢を積んだりして防災対策することは必要なのですが、地盤がゆるんでおりますので、各々の状況に合わせて「自分の身を守る」ことを最優先としてほしいと願っております。くれぐれも命優先です。命があれば後のことはどうにかなりますから。

緊迫している話と一緒に書くのはとも思いますが、7/18には10時からは操法大会、その後国営明石海峡公園において、淡路市夏祭りが開催されます。

2010年7月16日金曜日

会派結成を検討中

 役職改選の度、会派が離合集散する姿を見てきて、「会派」って何なの?って感じで1年間無所属でグループを組み、簡単なルール、個人の意見を尊重ということで会派届けを出さないまま議会活動をしてまいりました。

会派優先主義の淡路市議会。会派に属していない無所属は議員でないような扱い。それが会派制といえばそれまでの話なのですが、なにか寂しいし、情けないよね。

「会派に属していようがいまいが関係ない」と訴えながらも、今回、議会運営方針を覆すことができませんでした。市議会は会派制が当然って何か県議会のようなマンモス議会のマネしすぎと私は思うのです。たった20名なのにね。次回にはもっと減りますね。

他の議員さんからも、グループでなく「会派」として活動してはとの助言もあり、一度、検討することでグループ内では一致しました。外野から一度、その中に入って改革することを検討しようということです。会派を組んだとしても、会派優先の議会運営を改めますし、今、会派の名称や会派としての理念を煮詰めている最中です。

13日には岩屋海水浴場の安全祈願祭に参加し、多くのお客さんが訪れるよう、そして何より事故のないことを祈りながら、玉串を捧げました。

翌14日は、無所属グループの勉強会を開催し、2時間みっちりと、職員の皆さんのご協力の下教育委員会部局の案件・課題を議論しました。皆さんからは、議員が何を勉強会って疑問に思われるかも知れませんし、議員になる前に勉強しとけ なんですが、正直に申し上げて、地域によって異なる課題・手法もありますし、淡路市内すべてを知っているのではありません。
市民の付託にしっかりと応えられるよう、私たち無所属グループとしては、定例会のない月にテーマを決めていろんな課題をレクチャーを受け、議論しながら、個々のレベルアップを図り、提案に持っていこうとしております。 どうか、市民の皆様には暖かく見守っていただければ、うれしいです。

8/10には臨時会が召集され、新しく役職が変更される予定です。

2010年7月12日月曜日

事業仕分けの対象事業が発表

 8/7に行われます淡路市版事業仕分けの対象事業が本日決定発表されました。

本庁舎大会議室では、①淡路人形協会負担金 ②住民相談事業 ③清掃推進事業 ④少子化対策推進事業 ⑤健康づくり推進事業 ⑥福祉タクシー等利用助成事業 ⑦高齢者祝福記念品贈呈事業 ⑧下水道加入促進補助事業 ⑨公園管理事業 ⑩住宅管理事業

防災あんしんセンター会議室では、①定住対策事業 ②海外派遣事業 ③津名港ターミナル管理事業 ④防犯協会負担金 ⑤ビニールハウス施設新設奨励事業 ⑥漁業振興対策事業 ⑦青少年センター管理運営事業 ⑧歴史民族資料館管理運営事業 ⑨図書館事業 ⑩国生みマラソン全国大会補助事業

いずれも午前10:00スタートで1事業に30分づつです。⑤のスタートは13時となっております。会場での傍聴も可能ですし、各事務所でモニター中継もされます。興味のある方はご参加くださいませ。

2010年7月10日土曜日

若者の起業を

 私たちが若者と呼ばれていた頃、「この淡路で必要な事業」をしようと、夢を追って商工会青年部員が中心となって法人を立ち上げました。
一つの成果としては、当時において初めてであった第3セクター会社(町10%、民間90%)を設立できたことでしょうか?
その第3セクター会社設立に先導的立場であった出資会社ですが、20期の決算を以って休眠会社とすることが総会において議決承認されました。黒字でありながらも、新規事業を見いだせなかったこと。会社運営としての体制の問題。新陳代謝できなかったことも要因でしょうね。

いづれにしても、長きに渡り、事業を展開していくことは難しいものです。私は、時代を切り開いていくのは、やはり若者であると思います。どうしても50代、60代になると失敗しにくいからか新しいものへの「挑戦」が難しくなるような印象を受けます。以前から提案しています若者の起業を助けることと外資の導入が、活性化へのひとつの道ではないかと思います。ぬるま湯につかったままでは、そのまま飛ぶことさえ出来なくなります。

2010年7月9日金曜日

岩屋コミバス「らくらく号」ダイヤ改正へ

 昨日に、淡路市から「らくらく号」運行の委託を受けています一般社団法人 やすらぎ会の理事会が開催されました。ダイヤ改正後(4/19)らくらく号の運営状況について協議がなされ、全体的には、9月頃には再度ダイヤ改正を行わなくてはならないということで一致しました。縦貫線(東西)は60人/日、IC線は7人/日となっていて、特にインターシャトル線については、料金を100円に下げて、高速バスダイヤに合わせましたが、このような状況報告となり、淡路栄光園までの4便以外、休止の方向性で検討されます。縦貫線につきましては、夜間の要望が多く寄せられていたのですが、20時、21時の利用は10名/月ということで、この2便を昼間に集中させるダイヤ編成に変更されるものと思います。

車両、ガソリン代は淡路市、それ以外はすべて社団法人持ちですから、現在の赤字(20万/月)のままでは、運行が危ぶまれます。継続するためにも、市民の声はあれども利用のない便については思い切って、英断せざるをえませんね。

2010年7月8日木曜日

検討になったことは?

 「ことごとく検討になった」ことは何なのですか?との問合せがあり、少し堅い話になってしまうかもしれませんが、お許しください。

通年型議会運営へ 現在年4回の定例会(3月、6月、9月、12月)なのですが、年2回(2月~7月、9月~12月)に改めて、いつでも議会や委員会が開けるようにしてはとの提案でした。

常任委員会の改正 総務文教常任委員会(8名)、民生常任委員会(6名)、産業建設常任委員会(6名)が現在あるのですが、総務と民生を一つにして11名に、産業を9名に、そして、予算特別委員会と決算特別委員会を予算決算常任委員会(19名)に変更してはどうかとの提案です。

議会モニター制度の導入 

他にも細かい点(初日の運営方法とか議運の委員数を少なく等)はたくさんあるのですが、上記の3点について説明しますと、通年型にすることで、閉会中ということが少なくなります。専決処分ということ(議会が閉会中なので、議会を開かずに処置していまう)がなくなるのではないかという点。
閉会中の常任委員会の調査については、定例会最終日に閉会中であっても、調査ができるように文章で本会議に提出、議決しなくてはなりません。書かれていないことは出来ないし、あくまで調査であって、審議を深めるというようにはいかないのが実情です。
常任委員の数も大幅に増やさないと、6人ですと、実質、委員長、副委員長を除いて4名となり、審議そのものが浅く、一人が独占して自説を延々としゃべったりして弊害が多いよう感じます。

私は、出来るだけ常勤できるような工夫が必要であり、毎週月曜日は総文、火曜日は産建の審議日というようなことにして、今、淡路市が行っている事業仕分け的に一つのテーマで議員間討論をすることが必要ではないかと思っています。

それと特別委員会と常任委員会との違いですが、議決によって目的、期間を定めて設置されるものが特別委員会です。日常の常任委員会での活動を、予算決算に生かすのは常任委員会化するほうが良いと思っています。毎年するのに、いつも議決して設置するのはどうかと思います。

最後のモニター制度導入は、町内会の方や婦人会の方、サラリーマンの方、商工会の方等いろんな分野の方に市議会を見てもらって、アドバイザー的にいろんな意見を出してもらったり、懇談会をしたり、出前議会をしたりしていくためにも、是非とも導入したいものです。議長のリーダーシップに期待しております。市長と同様に市議会も市民の代表である原点を忘れてはいけません。

まあ、上記のようなことを1年の区切りを迎えるにあたって提案をしたのですが、全会一致を原則とする議会運営委員会の中では「否決」と「検討を要する」ということで、何も変えることは出来ずに、2年目を迎えることとなります。

2010年7月7日水曜日

元気の種。

 4日には、淡路紙料センターさんの固形燃料化工場の落成式、6日には北淡路ブランド協議会とここ数日、若者が頑張っている姿を見て、感動しています。本当にさわやかで、躍動感があります。元気の種ですね。たくさんの種をまいて、育つように光や栄養を与えていければ。。。。

行政と一緒に協力体制を取りつつも、中心は自分たちです。「自分たちでやれることをやろう」「地域を引っ張っていこう」 いろんなプランをたて、会員みんなで自分の得意分野での応援しながらわいわいやっています。自己の利益追求だけでない、地域を愛する若者の集団です。

地域をつくるのは、住民であって、行政は後方支援でいいのです。やる気をしっかりと育てていくことが、大事ですね。多分、このメンバーさん達が地域の核となって、周りに影響を与えていくものと確信しております。私も微力ながら、口も出し、汗も出しながら「地域が元気」になるよう頑張っていきます。

2010年7月2日金曜日

事業仕分けの模擬研修会

 8/7に淡路市版事業仕分けが行われるのですが、本日午後から市民の方に委嘱状が渡され、その後14時から、模擬研修会を実施いたしました。「構想日本」からコーディネーターの方や仕分け人2名と市民の方が6名参加して、育種系統牛保留事業で1時間討議がなされました。

淡路島内で初めてのことですから、多数の職員も議員も研修に参加しておりました。市民の方を入れて、外部からの視点も入れて論議がなされ、いい緊張関係があり、いいことですね。

これは、事業仕分けの提案があった時から言っていることですが、前を向いて一歩を踏み出すことには賛成はしますが、事業仕分けは本来、議会の仕事だと思うんですね。
議会も年2回の定例会に改め(2月~7月、9月~12月)いつでも本会議が開けるような会期をとって、毎週月曜日とか決めて、常任委員会毎に集中審議するような運営をしたいものです。議員みんなの意見を集約すれば、もっとたくさんの改善点が提案されると思います。

2010年7月1日木曜日

積小為大

梅雨明けはまだまだの様子ですが、今日から7月。淡路島にとっては観光シーズンに入ります。観光関連事業所では、この2ケ月がまさに正念場であるように思います。いい思い出をたくさん持って帰ってもらって、秋にも冬にも、春にも再び淡路島を訪れていただきたいものです。ちょっとしたことが、大切であって「積小為大」という言葉を忘れることなく、お願いしたいと思います。

「難しいこともあるでしょうが、焦らずに市民の為になる改革を一歩一歩進めてください」との励ましのメールが届き、「がんばらなくっちゃ」と決意を新たにしました。 ありがとうございました。