2012年3月13日火曜日

議員は役立たず とのご意見も

1日より第140回定例会(予算議会)が始まっております。
1日の開会日には、市長の平成24年度の施政方針演説があり、新規条例4本。改正条例13本。事件決議18本。補正予算11本。当初予算13本が上程されました。3月27日の最終日までに可決なり否決なり修正なりが行われます。

本日は補正予算案の表決を行い、すべて可決されました。反対討論は一般会計補正予算のみ。
議会から意見書3本が提出され、それぞれ所轄の委員会に付託することとなりました。

さて、表題のことですが、ある職員のつぶやきです。「議会がいろんなことを言うから うまいこといかん」「行政に任しておったらええんや」 この方は正直に胸の内を吐露したんだろうと思います。そういう感覚が職員の真っ当な感情なのだとしたら、本当にショックです。

市民に近い議員がその肌感覚を、そして地域での声を行政にと思い、行政とは違う視点からいろんな議論をしながら、決定に持って行く。至極、普通のことです。

若輩ながらも人生の先輩方に対して言いたくもないような事も発言してきましたし、いろんな提案をしてきました。でも市民の役に立つべき側が、市民とかけ離れた感覚であるならば、届かないのも無理のないことです。言葉だけは美しくとも、心がありませんね。心がなければ 立振舞に現れますもの。

市民参加の地域づくりを、笑顔がいっぱいの地域を実現するために、私は議会に存在しています。

自身の存在意義を問われ、議会の存在意義も問われているのですが、形だけが先行し、キレイな言葉ばかり並べた魂の入らない改革の行方が心配です。

私も含め、「何のために存在しているのか」議員だけでなく、職員の方にも考えてもらいたいものです。