2011年11月19日土曜日

今週は議会報告会

本日が最終日となります第3回淡路市議会議会報告会。今回も各地域に出向いて10会場で行っております。私は、尾崎地区、佐野地区(受付のみ)、浦地区で説明をしたり、意見懇談では、出来るだけ分かりやすい言葉で伝えるよう心がけております。

参加されました方から、どの会場でも言われることは、「会の周知徹底を」ということです。「防災無線を使ってしたら」という提案があるのですが、何かの理由があり、実現できていません。

こうやって各会場から出た意見をしっかりとつないで、ちゃんと答えを返すことを積み上げていくことが大事だし、議会だよりにでもすべての意見を掲載すべきと思います。(特集記事を提案し、実現したのですが、一部のみの掲載で終わっています)

「言いっぱなし」で追求が甘い!との声に真摯に反省しなけければ、議会は崩壊しますし、住民自治への道は終わるのでないかと危惧しています。

私の提案のその後について、いつに、どのような検討をして、どのような課題があって、どうしたいのかがわかるように1年以上経過したものすべてをペーパーで提出してもらうよう、9月本会議で提案していますが、11月中旬になっても回答はまだです。

災害対策等多忙で手が回らないかも知れません。 災害対策優先ですから、もう少し待とうと思います。回答がきましたら、公表していきますね。

2011年11月9日水曜日

ふるさと納税に工夫を

 8日、総務文教常任委員会として閉会中の事務調査を行いました。
①ふるさと納税(寄付金)活用事業について(平成23年度)
 ・町内会等の地域づくりに 273万円
 ・ふるさと景観整備(竹やぶ撃退、桜の植樹)に 450万円
 ・小学校扇風機設置に240万円(小1) 後3年かけて全教室に整備4370万円
です。昨年には社会科副読本に375万円、LED照明整備に76万円等も実施しております。
後、特定寄付ですが、津名図書館に30万円。大学&専門学校に230万円。
ふるさと納税としての実績はH20 455件、2917万円。H21 370件、1287万円。H22 780件 2810万円。

淡路市ファンの皆さんの応援によって「こんなことに使ってください」がふるさと納税制度であり、もっと具体的な項目を選択できるようにすることが必要ではないかと質しました。以前から提案している「市民税の使途を希望できる」制度が実現するまでは、淡路市民であっても、淡路市への「ふるさと納税制度」を活用するしか仕方ないかもしれません。自分たちで自分たちの地域をつくっていく。地域課題も含め、もっと具体的な選択肢が拡がることを願って止みません。

②交通政策について
淡路市の補助金投入10路線について報告がありました(現在は6路線)。住民主体の長澤ミニバス&岩屋コミバスについての現況と課題。山田地区で交通空白対策として、協議が進められておりデマンドタクシーを模索中です。課題は、安定的な運行に欠かせない事務局体制の問題や赤字補填方法、法人化等がまだまだ検討する余地がありそうですが、地域課題克服に向けて進んで欲しいと思っております。

③花博跡地の利用について  
今年から合特債を使って2年間で土地開発公社から買い戻すのですが、まず、病院誘致(2.1ha)部分は、無償貸与でコンペを実施、1月頃には審査が終わり、運営する病院が決定します。救急医療は当然のことながら、産婦人科の開設ができるものと期待しております。
今後の土地利用計画については、2ha以上の区画で分譲をしていくとのことの報告がありました。
ポテンシャルの高い土地であり、まずコンセプトをしっかりすることが重要であり、分譲とはいえ、基本コンセプトに合致しないものはいけないということでは、委員全員の合意は得られました。
病院誘致が決定し、質の高い住宅地、商業地。交流人口を増やす交通ターミナル基地とするかどうかは検討中とのことです。しっかりと中間報告も受けながら、一緒に検討していきます。

町内会からの要望書を提出しました。

 先の東日本大震災の教訓を活かそうと、長浜町内会から門市長宛と淡路市議会宛に要望書を提出いたしました。

一、生活基盤道路の整備を計画的に実施していただきたい。

ニ、狭隘道路の拡幅を出来るところからでも実施していただきたい。

三、車椅子の配備をお願いしたい。

要旨は以上の三点なのですが、当町内会は海岸線を1000m抱える地域であり、いざという事態に対処したいと1年前から「地域つながりネット」を結成、活動しており、その活動の中からの課題です。

町内会として、担架等は配備もしておりますが、実態調査では280世帯、高齢化率38%となり、歩行困難者5名を抱え、少人数で移動できる車椅子があればとの思いです。町内会の予算で購入すべきか、行政がすべきか意見は様々でしょうが、要望書を提出することとしました。

生活基盤道路として、1000mの中に車が通行可能な線が両端に2本しかなく、せめて中央付近にでも1本~2本はバイパスまで逃げれる道路が必要であり、取り組んでいだだけないだろうか。出来れば計画的にミニ区画整理的にお願いしたいと思っています。自治会としては、道路整備は行政にお願いするしか術はありません。

今後も町内会連合会や「つながりネット」の交流会等を通じて、地域課題を明らかにしながら、要望していきたいと思います。いろんな会合の際には、声をかけて下さい。お願いします。

2011年11月2日水曜日

臨時議会が始まっています。

 この度の災害関連を含む補正予算案等を通過させる臨時議会が31日より招集されています。補正予算委員会審査を本日行いまして、起立多数で可決となりました。最終的には4日の本会議で採決されます。

私からの質疑は2点。

1点は、道路補修費について、常に大雨等の時に土嚢を積む対策が必要な河川道路について、単なる修繕等でなくて、ガードレール下にブロック積みをする等することを地元町内会等と協議の上、実施することも予算に計上しているか?道路勾配の問題や排水の問題をクリアしないといけないのですが、側溝の深さの問題と併せて検討すべきではないか。との問いに「地元から要望を上げて下さい」とのことでした。

もう1点は、食糧費の予算計上について、給食センターでの炊き出しは実施したのかどうか聞きました。現実には実施していないとのことでした。
通常時には学校給食センターとして可動しつつも、災害時には「炊き出し」を実施するものと私は理解しておりましたが、「何処からも調達の見込みがない場合に限り、炊き出しは実施する」との執行部からの答えに驚きを隠せませんでした。「ありえへん!」

災害対策本部として、激甚災害に指定された今回でも炊き出しをしないのであれば、災害時の...は単なる補助金を取る為だけの御題目だったと言われても仕方がないのではないでしょうかね。

それでも、実際問題として何処からも調達出来ない状況下ってどんな状況なのでしょうか?私には想像できませんでした。阪神淡路の時でも調達しようと思えばできたし。

今後において、防災無線のあり方も含め、改善を図っていだだくよう要望しました。

誰であっても完璧というものはないと思うんです。「市民の声を代弁して」「今後に活かしてもらいたい」 そんな思いを込めて他の議員とかぶらない2点を質疑しました。