2010年5月31日月曜日

一般質問

今までの常識、慣習、執行部答弁を再度検証してみる。これは淡路町の議員時代に学んだことの一つです。

水量不足の時代に、いくら水脈を掘削しても、空振りばかりで、「岩屋」という地名が示す通り、「岩盤にあたってしまい、水がでません」との説明に「そうか」と海水淡水化導入を真剣に考えていた時のこと。海水淡水化すれば、水量は確保できるのですが、水道料金に跳ね返ってしまうことから悩んでいました。そうこう悩んでいる時、水道課長が変わり、学者、業者をすべて変更して、再度チャレンジ。すると「水が出たんです」 本当に「目からウロコ」でした。
今は本土導水の関係で時間給水や断水することはありませんから、懐かしい思い出です。

6/2には一般質問を予定しておりますが、いろんな疑問を恐れることなく「問う」 そんな「一般質問」でありたいと思います。スマートな質問よりも泥臭くても「市民目線から」を忘れることなく、 理想を求めて門市長に質問します。 部長に問うて満足している議員さんも見受けられます。部長に聞いて済む程度の話や数字的なことであれば、一般質問しなくても部長と直談判でいいんじゃないでしょうかね。一般質問は方向性の問題ですから、答えられるのは、市長、教育長でしょうね。

2010年5月28日金曜日

本日の本会議は僅か10分。

以前から申し上げていますように、議会のあり方をみんなで検討するべきと思います。

本日の本会議は、補正予算案の採決のみですから、委員長報告(今日は省略)討論があったのですが、僅か10分。議会を傍聴しに来た人にとっては、「何やっとんの」ですよね。
初日には、執行部からの提案説明、休憩をはさんで総括質疑、委員会付託。
二日目には、今回のようにボリュームが少なければ、午前中に委員会審査、午後からは本会議とすれば中一日休会日をはさんだとしても僅か3日あればできます。(実際は20日~28日の9日間)

今、議会改革特別委員会の副委員長をさせていただいておりますが、議会改革全般ということでは設置されておらず(議会運営委員会とのかねあい)議員の刑事事件での逮捕拘留や出席に応じない場合に、議員報酬支払いを差し止めたり、減額できるような条例案を今期定例会に上程すべく、研究しております。


昨日は、淡路市社会福祉協議会岩屋支部と北淡支部とで、「合同運営委員会」を行いました。お互いの地域の良さ、違いを認識しながら、お互いに学ぶことで、地域社会を良くしようとの熱い思いの3時間でした。何せ初めての試みで、若干堅さもありましたが、何度か重ねていくことで、もっと活発になっていくものと感じました。北淡支部からは、コミバス運行に関しての質問、岩屋支部からは地区社協についての質問ということでした。理事会や評議員会とかでは、顔をあわせるのですが、ゆっくりと話をしたことがなく、今回の試みは今後もやっていくべきと思います。コミバスに乗車して体験していただく時間がとれなかったことだけが残念でした。

2010年5月27日木曜日

一人暮らし

つい先日も一人暮らしの方の死亡発見が10日余り要することがありました。

1週間前から何か様子がおかしいとの情報を得ていて、民生委員の方や町内会長さんが幾度となく、訪問していたのですが、入り口には鍵がかかっており、入ることができずませんでした。島外に住む兄弟さんに連絡しておりましたが、鍵は持っていないとのこと。声をかけても返事はなく、2階の窓から強行侵入してみると、ベッドから転げ落ちており、もう既に死亡しておりました。

よく一人暮らし世帯では、緊急連絡先をペットボトルの中に入れて、冷蔵庫にいれております。(岩屋では、ボードを玄関付近に)これはこれで、いいことなのですが、今回のように玄関施錠している場合、入ることができずに発見が遅れてしまいます。防犯対策上、無施錠ということも難しいし、少しでも体調に不安がある場合には、信頼できる方に鍵を預かってもらうことも大事かもしれませんね。 一人暮らしを助長するかのような施策が多くなってきておりますが、考え直す必要はあります。同居すると特典?がなくなるような、非課税所帯に対して○○○みたいな流れですね。

2010年5月26日水曜日

20日から定例議会が始まってます。

5/20から定例会が召集されて、今日補正予算審議を終えました。下水道特別会計の赤字 1億円余りをどうしても出納閉鎖までに決定する必要がありました。(議決は5/28の本会議)

高いと思う下水道料金ですが、国県から見れば「安いのでないか」と見られていることも事実です。
過疎地域ということで、整備補助金も多かったのですが、それでも毎年億を越える赤字であり、下水道事業を一般会計から補填することなく、運営していくには①接続率をあげる ②料金をあげる ③経費節減等が考えられるます。
何とか今の料金を堅持するためには、下水道事業区域を拡大していたとしても、再度、地域住民の声を聞いて、接続の意思がない(望んでいない)と判断できれば、合併浄化槽整備に思い切って、切り替える判断も必要になってくると思いますね。(同様に助成金制度もあります)

私の一般質問は6/2午前11時からの予定です。①市民からの政策提案を可能にする条例の提案、職員提案規定の提案 ②仕事斡旋窓口の創設 ③高速バス路線の維持拡大 ④議会と執行部のあり方について(議決項目の拡大と情報格差是正)
④については、1年間動いてきて、改善しなければとの思いを一議員として質します。

2010年5月3日月曜日

本四高速道路料金に関する決起集会

今、現在淡路島民会議(三市)から町内会を通じて、署名活動を展開しておりますが、その決起集会が5/8 11時~12時、淡路市岩屋のハイウエィオアシス(淡路SAの山側)において開催されます。もし、時間がおありでしたら、こぞって参加方お願いします。

この件に関しても、もっと早く情報を入手し、住民と一緒に私たち議会は動くべきと考えています。二元代表制といいながら、実質的には執行部局が先導し、議会はついていっているだけの感があり、情けなく思います。淡路島民会議のメンバーにすら議会は入ってなくて、こんなことでは「議会不要」ですよね。同じ住民の代表として「淡路市議会」は目覚めないといけませんね。議会が活発に活動し、提言、チェックしていくことで、もっと住民にとって「より良い政策」が実現していくことと思います。いろんな目線での議論が不可欠です。

政策勉強会を今、無所属グループ(田中、太田、西濱)で月1回行っておりますが、議会改革特別委員会を通じて、議員全員での「政策討論会」の実施を提言していきたいと考えております。淡路市議会としての意見集約としても必要です。