2011年2月27日日曜日

視察についての報告(議会運営委員会)

 2/2~3にかけて行きました視察研修報告を後日しますといいながら未だこの日記に記載していませんでした。議会に提出しました私の研修報告書の中から、淡路市議会へ検討提案分のみ書かせていただきます。

会派制度の充実:会派制が充実していれば、他市のように無会派はいないのが現実。淡路市議会のように18名中6名が無会派という現状を考えると会派制度について、再度議論を深める必要がある。

総括質疑のあり方:初日のあり方を見直し、市長からの議案上程、提案説明。総括質疑はその場で行い、通告制によらないことを提案する。委員会審議でも総括質疑の場は確保されている。あくまで、市長の考え方等大筋な部分とし、細部の点は委員会審議で行えば可能である。通告制を取るから、細部に渡るのでないか。総括質疑後、委員会に付託。2日間を要する議会運営を1日で。

議会情報の公開:議会情報の発信については、不十分である。広報誌も大事であるが、もっとスピード感が必要であり、HPを最大限活用すべきである。ネット環境にない住民もいますので、主要な場所に議会情報を貼り出す等検討が必要。議会に寄せられた意見や苦情についてもその対応策までを公表することが住民との信頼関係構築に不可欠でないだろうか。議会報告会の目的をしっかりと共有し、住民とキャッチボールする形へ。

議決結果の公表:議決機関である議会が議決結果を広報にも載せないことに疑問。確かに簡易表決は多少を判定するのであるが、市民には、誰が賛成で、誰が反対かわからない。従前より提案しているが協議不十分。議事録にも記載されないことを補完する必要があり、検討すべき。

委員会条例の改正:議員18名で3常任員会では余りにも少人数審議。2常任委員会への改正を図るべきと考える。もしくは、複数の委員会所属が可能となるよう条例改正を早急に。

議会モニター制度の導入:議長の諮問機関として、モニター制度の導入を図り、市民目線の確保や議会にもっと気軽に意見が言えたり、要望提出したりできる環境整備が不可欠です。市民の意見を聴き、議会として意見調整の上、各地でフィードバックしながら懇談会を重ねることが重要。住民から見れば議会を何をしているかわからないという意見が大半である。執行部同様、議会も諮問機関を設け、市民の方に委嘱することが必要。議会が市民に近づく努力は待った無しであると考えます。

2011年2月26日土曜日

反省とは自発的にするべきもの。

 私自身、議員活動や日々の暮らしの中で、反省することが多々あります。

ある本で「自己を責めて、人を責めない」という真理に出会いました。深~く考えさせられる言葉です。

本来、反省とは、その人の本心良心に照らして、反映して、熟考する心意であり、厳密に言えば、どこまでも自発的になされるべきであって、決して他発的ではないということになります。気づいてもらえるよう第三者から促すことはあっても、決して強要してはならないという真理でしょうね。


「市民の声を届ける」「是々非々」等市民との約束(公約)を実践すべく、議員として、私はこう思い、こう考え、提案する。 執行部として、その提案をどう考えるか。単純にはそれだけのことです。
意見を言えば、提案すれば、強要と感じる職員の方も一部見受けられ、そんなことのないような提案の仕方を心したいと思います。

3月(予算)議会が始まります。

 3/1から予算議会がはじまるのですが、初めての試みとして、10時の本会議開会前に9時30分から「議場コンサート (琴)」があります。急なお願いを申し上げました所、大歳久美子さん(大町)から出演OKとの返事を頂き、昨日の議会運営委員会で正式に決定いたしました。

先月の研修先でも「議場コンサート」を開催しており、ボランティア出演にも関わらず、好評で毎回抽選しているような状況でした。淡路市議会も早速にこの3月議会から取り入れようとの蓮池議長のリーダーシップにより、実現します。

また議会初日には、平成23年度予算に関する門市長の施政方針演説、条例改正、予算案等提案されます。 たくさんのご来場をお待ち申し上げます。

3/1 開会 施政方針演説 議案の提案説明
3/2 総括質疑  議案を委員会へ付託
3/3 総務文教常任委員会
3/4 民生常任委員会
3/7 産業建設常任委員会
3/8、9 補正予算審査特別委員会
3/10 会派代表質問 ・志民の会(田中)・創政会(松本)・緑風会(籾谷)
3/14 一般質問(個人)・鎌塚 ・佐藤 ・土井 ・岬 ・西濱
3/15 一般質問(個人)・竹中 ・新阜 ・奥野
3/16、17、18、22 予算審査特別委員会
3/23 予算審査特別委員会 市長に対する総括質疑
3/24 常任委員会(予備日)
3/25 各委員長報告 質疑 討論 表決   閉会

2011年2月21日月曜日

住民の視点で

 昨日、議会改革特別委員会で、鳴門市議会の「議会基本条例」公開公聴会に参加してきました。山梨大の江藤先生を招いての「住民自治の進展と議会基本条例について」基調講演があり、その後、公述人として、江藤先生へ鳴門市議からの質疑がありました。

条例制定をめぐって賛成12、反対10という背景が影響していたのでしょうが、市議から公述人への質疑は、賛成される方も反対される方も自己の意見を述べることに終始し、質疑は付け足しとの感想を正直持ちました。江藤先生も怒られて「帰ります」と言っていましたものね。私の後に居られた市民の方からは、「恥ずかしいね」って声。

我が市議会では、昨年には、基本条例に先がけての「議会報告会」を開催しました。アンケートからは「続けなさい」という意見。
何の目的で開いたかどうかは、各会場での住民からの質問や疑問、意見に対して今後「議会としてどういう判断をするか」各議員の動向を見ればわかるのではないかと思います。ひとつ例をあげれば義烏市への視察予算については、住民からは厳しい意見がほとんどでしたが。
未だ提示されていませんが、当初予算に再度、計上するとのこと。

基本条例が無くても議会報告会は可能なのですが、淡路市議会としては、しっかりと議論を重ねて「議会基本条例」を策定しようと、特別委員会で協議を続けております。
具体は未だ未だ煮詰まっておりませんが、条例の柱となる理念が大事で、淡路市議会は住民自治を進める市議会となるのか、単なる執行部の追認機関となるのか 丁々発止 その都度、住民の皆さんと意見交換しながら、私は進めていきたいと思います。

2011年2月8日火曜日

大型風力発電の現地調査を行いました。

 本日、民生常任委員会で、南あわじ市にある風力発電施設の現地調査と関西電力が計画しています北淡路丘陵部の現地調査を行いました。                                                                                                                                                                                                     委員の皆さんもその施設の大きさや民家近くに建設されることに懸念を持った感じでした。今日は風が弱かったのですが、もう少し吹けば音がどうなるか気になる所でして、各自が風の強い日に改めて視察にいかれることでしょう。(プロペラの影は見ることができました) そもそも調整運転しないと環境基準をクリアできない計画に無理はないでしょうかね。関西電力さん側も「見直すべきは見直す」姿勢が求められているように感じます。                                                                                                                                                                                                                                                   その後、庁舎に戻り、請願書の審査を行い、否決でなく再び「継続審査」となりました。委員会としては、3月議会に継続審査の申出を行う予定です。                                                                                                                                                                                                                                         地球温暖化とその原因は人間が排出する二酸化炭素とのこと。本当かどうか。ゴア副大統領のDVDも見ました。でも何か、知識ではそうなのかもしれないんですが、感覚的には、氷河期の前ぶれではないだろうかとも思ったり。何かうまく乗せられて、知らない所で誰かが何かのためにプロパガンダしている。そんな気もするのです。                                                                                                                                                                                        そういえば、最近、やたらと原子力発電はCO2を出さないクリーンエネルギーとの広告が目立ちます。確かに発電時にはCO2は出さない。それは間違いありません。ウランの採掘、精練、そして極めて長期間の廃棄物管理を必要とし、事故があれば放射能汚染で壊滅的になってしまう。チェルノブイリ事故は忘れ去られてしまったかの感がします。どうしてそんな原子力発電が「環境にやさしい」のでしょうか。                                                                                                                                                                                                                                                                      以前に「松下政経塾」を聴講させて頂いた際、日本全国各家庭に1枚の太陽光パネルを設置できれば、日本にある原子力発電所はいらない(計算上)ことを知りました。その後、家を新築した際、48枚のパネルをつけました。(反対運動だけでは、必要な電力を賄うことができない)私としては、本当にささやかな原子力発電への反対運動の一環です。                                                                                                                                                                                    今回の風力発電計画も未来に禍根を残すことのないように慎重に見守りたいと思います。

2011年2月6日日曜日

「疎い」でスタートしたのは残念。

 うさぎは登りは得意で、下りは苦手と聞いており、今年はすこしづつでも登れとの国民の期待を裏切る首相の「疎い」発言。
国民の多くは「あれ、何?」「あんなん首相でええん?」って思ったに違いありません。後からいくら「言い訳」しても、みっともない。よくもあんな見識で財務大臣やら重要閣僚を勤めてきたもんだと不思議でなりませんね。周囲も知っていたはずです。このままでは、いつか国益を損なうと。

自分が死んでも国民を助けようとする日本のリーダーとしての覚悟がないのか。余りにも不用意ですよね。危機管理がなっていませんよ。弛んでますよ。小沢がどうやとか内紛、ポスト争いにうつつをぬかしていたんでしょうね。
日本のリーダーたる首相は誰が良いのか。国会議員さん全員が、自身に問うて欲しいです。

今年の漢字は早々と「疎」に決定することのないよう、政府には「安」「躍」「輝」「活」「繁」「光」そんな漢字になるようお願いしたいと思いますし、私もいろんな提案や活動を通じて頑張ります。


2日から3日にかけて、議会運営研修で野洲市等へ行ってまいりました。個人的には、議会基本条例の関係とか会派制度(現行)の検証や広報公聴のあり方等の課題で臨みました。研修の内容につきましては、後日、改めて報告させていただきます。