2012年12月19日水曜日

議会議員定数は18名に!

昨日で、第44回市議会定例会が終わりました。

各補正予算6議案。他14議案。議会提出議案6議案がすべて原案のとおり可決しました。
(私の総務委員会、補正予算委員会で質疑したもののみ記載します)

・プロポーザル候補者選定審議会条例制定
条例制定によって、透明性を確保することは一歩前進。ただ、審議会の事務局がその案件ごとに変わる条例でいいのか?担当部も委員に入るようになっている中、固定しておく方がスムーズでないか?委員10名以内であるが、前回にも指摘したように、職員を除く委員が過半数を超えるように内規ででも担保しておくことが必要でないか?実施要綱はどうなってる?

淡路市行政組織条例の一部変更
この条例は行政改革推進部を廃止し、新たに「市長公室」を設置する条例改正。
総務部の秘書、渉外の部分&企画部の広報の部分&行政改革推進部のすべてを市長公室にとの組織改正であります。
情報化と広報を分離することになるが、デメリットはないか?何か違和感を感じる。改正部分ではないが、上下水道部では、簡易水道しか扱えないことになっている。広域合併しているが、大事な水の関係で、「広域水道に関すること」を追加しなくても対応できるのか?

・証人等の実費弁償に関する条例の一部改正(上位法律改正による字句の変更のみ)

・公の施設に係る指定管理者の指定手続きに関する条例に一部改正
淡路市指定管理者候補者選定審議会に諮る手順を定めました。今まで提案してきたことが実現。

・税条例の一部改正

・過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正
下水道施設に係る償却資産に対する課税75%カットをH33.3.31までに5年間延長します。

・下水道条例の一部改正(下水道に入れない科学物質についてジオキサンを追加)

・簡易水道事業給水条例の一部改正(敷設工事監督者の配置基準、資格基準。水道技術者の資格基準)

・社会福祉法人に関する事務の委託の件
県から市町村に事務移管された案件。監査事務を兵庫県に委託することとしました。

・公の施設の指定管理者の指定に関する件
東浦グランド → ㈱AIE
一宮温泉施設、香りの館 → ㈱淡路島パルシェ
松帆アンカレイジパーク → ㈱淡路観光開発公社
岩屋ハーバーパーキング → 淡路島岩屋漁業協同組合にそれぞれ指定管理します。

一般会計補正予算4号専決で衆議院選挙費3400万円を追加。総額315億8270万円余に。

5号補正で、4億2628万円余を追加。総額320億899万円弱に
・大町、富島。野島の各地域集会所の雨漏り修繕として1410万円。
・住宅用太陽光発電システム設置補助金に240万円を追加 (計1240万円)
遊休市有地で太陽光発電を市民ファンド方式で実施することも検討してみてはどうか?
・老人福祉措置費として、人数の増と待遇改善(時間給のアップ)430万円を追加。
・訪問介護事業でヘルパーさんの待遇改善(時間給のアップ)により121万円を追加。
支給対象が6月から実施しているのに、何故12月補正なのか?一度で済ませたいとの思いも理解もするが、もっと早い段階で補正提案していくべきでないか?
・母子家庭高等技術訓練事業として54.1万円を追加
看護学校やリハビリ専門校へ進学し、4名が資格取得。島内に3名が就職しました。
・多子世帯保育料軽減事業として1320万円を追加
・ごみステーション設置助成として 室津地区に68万円
・上水道高料金対策として1018万円
・集落イノシシ対策支援、捕獲推進に160万円を追加。
・生穂漁港荷捌き施設整備、ノリ自動乾燥補助(塩田)に8443万円。
・美湯松帆の郷 漏水修繕として200万円。
漏水しているとのこと。担当部は知っていたのに、対策しなかった。もっと早い段階での修繕を実施しなかったのか?
・道路維持費 786万円を追加。 道路災害復旧費に1430万円を追加。
グレーチングがはずれて走行車両に賠償している案件が数度とある。市道(1250km)の適切な管理をお願いする。保安員4名では難しいのであれば、町内会と蜜に連絡体制をお願いする。
・北淡センターの屋上防水剥離したため、440万円。
・農地災害復旧費に1億8660万円を追加。
・小学校特別支援教室整備事業(大町小)に290万円。
・マイクロバス購入に640万円。

議会議員定数条例の一部改正ですが、次回のH25.7の議会議員選挙から定数18名とすることになりました。
市民からの声(議会報告会等)では、10名。14名。16名。18名。20名のご意見を頂きました。私どもの会派「志民の会」としては、16名を提案させていただきました。「共産党」さんは20名の提案。16名の歳費で、18名と主張される議員もいました。
議会改革特別委員会(10名)で6回審議された中で18名と決定がなされましたので、17日の会派会合の中で、反対討論をせずに委員会答申を尊重することに決めました。16名の主張された方は志民の会3名プラス1名しかありませんでした。 

私のいろんな会で聴いた意見は、人口も減っているし、財政が悪い中、現状の18名よりは減すようにとのご意見がほとんどでした。少し民意と違う結論ではないかと思います。

「乳幼児の医療費無料化」と「中学生までの入院費無料化」が実現する見込みとなりました。安心して、暮らせる淡路市に一歩前進です。








2012年12月14日金曜日

一般質問が終わりました。

今回の一般質問では、定住人口の増。明るい未来に向けて「今、この12月議会ではっきりしておきたいこと」を中心に、①バス関連 ②子育て環境の向上の大きく2点を質問いたしました。

ひとつは、西浦線についてです。 今年に一日10便が 岩屋まで朝夕の4便に、6便を震災公園までとする情報を得ていました。今年の実施見送りしたのですが、来年についても同様の検討がなされているのではないかと質しました。回答は来年の10月に予定しているとのことでした。

本来は「乗って守ろう地域の足」なのですが、高齢化社会の中にあって、住民の方を向いて、バス停を増やしたり、小型化したり、工夫が感じる事なく従前のままの運行で「赤字やから減便の話ばかり」。

減便が実施されたとしたら、一日4便のバス路線(岩屋~富島)であるならば、「撤退」を勧告するように市に求めました。そんな不便な路線であれば、先の2640万円の財源の一部を使って、自主運行の道を選ばざるを得ません。そんなバス路線では淡路高校は守れません。

バスでのもう一つは「共通定期・共通回数券」の実行です。確かにバス各社において清算方法が異なることは、承知しておりますが、過去に実績があります。「岩屋シャトルバス」(舞子~花博)です。 特例中の特例であったと思っていますが、道はないことはない。強い要望により、県を動かして、すべての区間でなくてもいいので、共通する区間・路線だけでも共通定期・回数券の実施に向けて、執行部の強い要望活動をお願いしました。

定期券を使おうとすれば、積み残しの際には、1時間待たないといけません。その次も乗れる保障もないような状況を放置すれば、島に暮らし、島外で働く住民の方にとっては不便極まりない。このことをしっかりと解消していかないと人口は流出していくことは明白であります。執行部の行動力に期待します。

子育て環境の整備では 教育の問題。難しいのは理解しているのですが、小中の30人学級の実施。4年前の質問でも同様のことを質問し、今すぐま無理だろうから、研究協議する場でしっかりと議論を深めて、「淡路市の教育はすばらしい」といわれるようにお願いしておりました。

結果、なんら協議してきた形跡が見えない。答申により、小学校の統廃合をしているとの説明が多いが、答申には、通学路の安全対策の早急なる整備や保育環境の整備(園長保育・病児保育等)様々なことを答申している。全くもって、行政の都合のいい部分だけをやっていて、他の事項はどれ位進んだのか? 答申出して丸6年。北淡小の通学路についても伸展していない。これについても痕跡がない。

子育て環境の二つ目として「義務教育までの入院費無料」 市長は3期目出馬の意向を明らかにした直後なので、と明言しませんでしたが、実施するものと確信しております。私が、この時期の表明にこだわったのは、もし新学期から「淡路市」で暮らそうと思ったとしても、3月当初予算の時期では効果が薄いと思うからです。早い時期に方向性をプレス発表されることを望みます。

三つ目の「乳幼児の医療費無料」については、同僚議員の質問に対し、「やる」と明言されました。

少し、気持ちが入りすぎた感もあり、途中 言葉に詰まってしまいました。冷静にしっかりと発言していかねばと思います。