2011年3月23日水曜日

義援金を1000万円。

 本日、議会最終日で、委員会に付託していました条例案や補正予算案、当初予算案すべて可決いたしました。
                                                                                                                                                                                                                      議員発議の条例や今回の大災害に淡路市として、義援金1000万円を送る事も追加議決いたしました。友好姉妹都市としてつながりのある自治体で2000万円の義援金ということもあり、予備費から1000万円を送ることとなりました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                         個人的には、阪神淡路大震災の時に、全国の皆さんから暖かいご支援を頂いている関係で、1億円を即座に決定して、市民みんなの分を行政が一旦立て替えて送り、その後、市民からの義援金をとり集めたり、補助金をカットしたり。それでも、不足する分は最終的に補正予算すればどうだろうかと議員有志で話し合ったりしていました。
                                                                                                                                                                                                        中々難しいこともあるようで、「そんなにお金があるのだったら」ということで、国からの交付金を減額されると財政が困るし、財政再建途上にある自治体とすればそれも仕方もなく、本日、決定しました。

                                                                                                                                                                                                            被災に遭われました皆様、そのご家族の皆様にお見舞を申し上げると共に、一日も早く復興が叶うことを願うばかりです。  がんばろう!東北。 がんばろう!日本。 がんばろう!淡路市。

予算特別委員会が終了しました。

当初予算(案)は委員会採決では、すべて可決ということになりました。

今日、市長に対する総括質疑が行われたのですが、私ども志民の会からの質問は、

①子ども手当は児童措置費という款であり、生活保護費は生活保護費という款。措置という言葉からは上からの目線や冷たさを感じる。措置という行政言葉を使わないように工夫検討できないだろうか。

②月額4000円という駐車場有料化条例案を可決しながらも、その後、9割減免するとかいう諸説が聞こえてくる。議会がタッチできない規約で、月額定期の方が1日の利用よりも安くなるというような手法は如何なものか。公平性、平等性という「市内統一料金」でなかったか。

③権利と義務の関係で、国保税を例にとれば、現年課税分徴収率91.2% 滞納額分24%という予算の組立であるが、平均74%の徴収ということは、真面目に払う人が1.25倍の保険料を収めることと同じ意味にもなる。現実的には理解するが、不公平感のないような予算編成を目指すべきでないか。民間であれば、事業として成り立たないし、払わないと契約が成立しない。

以上3点について、市長の見解を求めましたが。。。


震災に遭われた4家族が淡路市に避難してきているとの情報を得ました。プライベートな面もあり、詳細については発表できないとのことです。 お役にたてればこんなうれしいことはないですね。

2011年3月21日月曜日

淡路市に集団でどうぞ!

 隣近所の人が集団で疎開することを考えたいと思う。体育館の中、毛布にくるまり大人数のままではきつい。早くゆっくりと安心できるようにと思わずにはいられません。仮設住宅を建てるにしても、恒久住宅を供給するにしても、日数がかかりすぎるのではないだろうかとTVを見ながらつい、考えてしまいます。被災者の方が元の場所に建てることを考えるのか、高台に移りたいのか。本当に難しい問題です。どうしても時間を要すると思います。

関西広域連合としても避難所そのまま受け入れる方向を検討していただいていて、ありがたいことです。個別ということでなく、集団で地域コミニティを分断することなく、高齢者の方にとっても望ましいことですし、住みなれない土地に個別に暮らすことは、精神的にキツイのではないかと思います。

我が淡路市も市営住宅の130戸の提供や生活物資の提供等準備はできつつあります。民間の旅館や民宿を借り上げることも可能なのではないかと思います。又兵庫県の方では、廃校の利用ということで、一宮校を検討している様子も伝わってきています。

 長期滞在には、「仕事」が欠かせません。何もすることなくは無理だと思います。幸い淡路島では、農業や漁業が盛んですから、課題もあるでしょうが、「仕事」をしながら、待つことが可能なのではないかと思います。 出来るだけ自宅のそばにという気持ちは充分にわかりますし、でも、望まれるのであれば、是非、淡路島に来てください。私も出来る限りの事をします。

2011年3月16日水曜日

予算審査特別委員会

平成23年度当初予算審査が本日から始まっております。今日の終了は午後6時。この調子でいけば予備日も含めて4日間かかりそうです。予定していた所までは終わりませんでした。

総括的に細かな質疑は少なく、政策的な面を進めるための布石とも感じられます。ただ、個人的に引っ掛かる点への質疑が長い方もおられることも事実ですね。

今回は予算的にどうということは少ないのですが、方向性の確認と「もっとこうすればどうでしょう」を提案しているのですが、対話が不足しているというか、積み上げが少ないのでしょうか、打ったら響く関係とはいきません。

報告が遅くなりましたが、明石海峡大橋のライトアップ自粛要請ですが、1.17と同様、追悼色に月曜日から変更していただいておりましたが、消灯に変更された様子です。

2011年3月13日日曜日

東日本大震災

未曾有の大災害であり、被災に遭われました方のご冥福、お見舞を心より申し上げます。

3月11日まだ東北地方は寒さも厳しく、平成7年阪神・淡路大震災と重なって感情がこみ上げます。

今、私にできることは何か。じっくりと状況を確認してできることをしたいと思います。


先の震災の時には、火災の発生や断水に対してシュミレーションできていた関係で、私の住む地域は4日間断水しましたが、地震発生の4時間後には、給水活動をすることができました。

超高齢社会を迎えて、「地域として何をすべきか」社協さんと民生委員さん、町内会、ボランティアさんを中心に「地域安全見守り隊」を昨年に結成しました。
まだまだ始まったばかりなのですが、いろんな情報を共有して、2個備えているタンカで足りているのか、有事の際の避難路はどうするか等行政に要請するものもあるのですが、地域で準備できるものはしておこうと月1回話合っております。その後、二つの町内会でも始まりつつあります。

私の住む町内会地域は280世帯。海岸線沿いに長い町内会区域です。先月、みんなで実態調査をしましたが、高齢化率39.5%という驚きの数字がでました。

これは、大阪湾で地震を起こり、津波が予測された時にどうするかという大きすぎる課題に、地域としてどうすればよいのか。わずか20分という時間内に寝たきりの人等を高台まで避難させる計画です。

人を救うのは人しかいない  阪神・淡路大震災で学んだことです。

追悼の意味も込めて、明石海峡大橋のライトアップの自粛を要請いたしました。

2011年3月10日木曜日

補正予算案はすべて可決しました。

 志民の会にとって、初めての会派代表質問でしたが、踏み込むことができずに「検討する」が多かったように思います。私としては、会派の思いをしっかりと背負って提案したつもりでしたが、個人質問と違い、詳細な詰めがしにくくて、明日につながるような答弁は皆無(私の印象)となり、残念でした。

今日、踏み込めなかった詳細な点については、当初予算審査の場において、「何でこんな提案をしているのか」ゆっくり、じっくり質疑していきたいと思います。

質問のへたくそな私が言うのもと思いますが、緑風会の代表質問は不可思議でしたね。通告した質問事項にも入っていないに関わらず、執行部局が答弁できていくこの不思議さ。何かマジックを見ているようでした。ルールを守らないで、質問する議員側もどうかと思いますが、答える執行部もどうかと思いますね。 凛とした議会でありたいものです。

会派代表質問の後、補正予算案の表決に入り、すべて可決されました。

2011年3月6日日曜日

会派代表質問を3月10日に行います。

 昨年から実施しております会派代表質問が3月10日に行われます。

私の所属する「志民の会」は私が代表して行うこととなりました。他に創政会(松本)、緑風会(籾谷) 本年は3会派から質問書が提出されております。(予算議会のみ)
志民の会からの質問事項は以下の通りです。

1.23年度予算 施政方針について
  ・財政指標の年度別目標
  ・少子化対策 (義務教育までの入院医療費の無料化)

2.会派からの予算要望事項の中から3点
  ・学校給食の地産地消 (一次産業の活性化)
  ・アンテナショップの開設 (リーダーづくり&公民協働)
  ・交通政策 (コミバスの特例条文の追加&生活路線バス特別料金の導入の働きかけ)

今日6日から、行政の規制を見直す「規制仕分け」が行われております。(7日まで)時代に合っていない国の規制を見直すとのことです。私どもからも国会議員の方に国において見直しを進めて欲しいと要望している案件もあり、その行方を注目しております。

私ども市議会も会派別に提出している政策や要望を議員18名ですり合わせ、執行部と一緒に実現する方向性も考えるべきでしょうね。どの会派がどんな提案をしたか、どんな回答がきたのかわからないのも不思議と思うのです。市を思う気持ちは一緒なのに。

ひとつひとつを担当常任委員会で十二分に論議し、成案を委員会提案したら良いと思います。これも是非、議会改革の中で実現したいうちのひとつです。

2011年3月3日木曜日

企業誘致に成功!

 生穂地区産業団地にJD上場企業であります「東洋合成工業」(本社:千葉県市川市)さんが、兵庫県企業庁との契約を済ませたことの発表がありました。

西日本での生産拠点として進出が決定いたしました。工業用水の確保等色々な課題もあったように聞いておりましたが、粘り強く交渉にあたられた市長を始めとする関係者の熱意が決定づけたのだと思います。

新工場は、平成24年10月可動予定で、約80人の方が働くとのことですから、すべてを新規募集とはならないでしょうが、雇用の場がつくれたことは、本当にうれしく思います。

(これで島外からは、4社目となります)