2011年6月11日土曜日

学校給食センター見学&試食会

 9日には、淡路市学校給食センターの見学と試食会を実施いたしました。昨年度から1年生の保護者を対象に学校で、試食会を実施しているのですが、3年生以上の保護者の方については、現在の学校給食を食べたことがないこともあり、初めてPTAとして取り組んでみました。

参加されました方は合計14名。「大きな鍋でびっくりした」「安全な地元食材を」「中学生の量としては少ないのでは」「おいしかった」「金額を上げてでももう1品欲しい」とかいろんな感想がありました。その後、淡路市の防災体制について、視察と研修を行いました。
東日本大震災の後でもあり、質問も真剣そのもの。「その事態」に対処するために家族間で話し合ってくださいと運営委員会でも話題に。

その後、学校へ戻り、本部役員会、PTA運営委員会。
「花いっぱい運動」としてポートビル周辺に苗植えして、プランター40余り設置しました。皆さんも何かと仕事等ありながらも、40名近い参加者で「ありがとうございます」としか言いようありません。本当に頭が下がります。
この日から地域内防犯パトロールと水やりを保護者の皆さんの協力で続けていくことになります。

10日は議会の最終日。
本当にいろんな議論や経過がありながらの最終日となり、私自身初めての経験もありました。
TPPの意見書。30人以下学級の実現&義務教育費の国庫負担堅持を求めるの意見書。住民生活に影響のないよう、北淡路地区における風力発電建設計画について、兵庫県への意見書等々。

意見活動は、地道な活動で、一般質問と違い、市民の方には注目はされにくいのですが、淡路市議会としての態度表明となりますので、大事なことと私は思っています。

2011年6月5日日曜日

一般質問を行いました。

 6/2 に行いました私の一般質問の要旨です。今回は導入提案が主でしたので、ボクシングで言えば「ジャブ」に当たります。

①工業用水についての方向性を問う。
 工業関連企業を誘致するには上水道よりも安い工業用水の確保は必要条件であったかもしれません。素朴な疑問として、井戸を掘ることよりも、先ず、近隣の津名下水処理場の二次処理水を工業用水として、再利用を考えるべきでは? (飲料に使わないのですから)
そのことが、下水道会計へのプラスとなり、市民への値上げを多少であっても抑えることが可能となるのではないだろうかと考え、今後の担当部局や条例整備等質しました。

そもそも水質汚濁防止法等により下水処理した放流水はキレイなものなのです。井戸を掘ることは悪いことではありませんが、余り大量の取水は地盤沈下にも繋がる恐れもあり、「処理水の再利用化」は進めるべきと私は思っています。
一度、立ち止まって、落ち着いて方向性として再検討する必要を感じ、質問しましたが「企業誘致のため、井戸を掘る必要があった」との答弁。 そのことは十分に理解しているのです。今後の方向性として聞いたのですが。  最終的には、検討を頂くという言質がとれました。 新規の企業誘致は大切なのですが、頑張っている地元企業にも目を配ることを忘れてはならないことも申し添えました。

②地域審議会の今後、検証。地域自治区の導入を問う。
 10年という設置期間限定の地域審議会。
そもそも合併によって、地域の声を施策に反映させることが目的で設置したのですが。
検証の結果はと問うと、「有効であった」「支障がなかった」「順調に」という答弁に私の感じ方と随分と違い、非常に温度差を感じます。条例上は諮問に応じ、答申を出す部分についてのみ答弁したように思います。条例の目的の部分には触れませんでしたね。

地域の課題解決、地域の実情に応じた施策を展開させるためには「地域自治区」への取り組みを検討してはと提案しました。 今後、詰めていきます。

③フェリー休止後の経過、再開発計画、バス路線の新設。
 新しく明石市長も決まり、その後の経過を聞きました。前回代表質問で、再開発計画も同時並行で進めることを提案しておりましたが、全く検討がなされていませんでした(議事録が出来上がり次第、前回答弁との違いがあるのか確認したいと思います)。

近隣地に淡路交通さんの車庫もあり、先行してこの地から本土側に向けてバスを出すことを提案しました。

民間バス会社さんへの依頼状況について問いました。いくらお願いしても民間バス会社さんが手を挙げないのであれば、淡路市バスとして、走らせることを検討すべきではないか?と。

コミバスと同様の手法で、ガソリン代のみ淡路市で、その後の運営については、赤字も含めて一切、地域に任すことにしたらどうでしょうかと提案しました。

地域課題を解決する方法とすれば、「民間に断られた場合には、行政が乗り出す。そして地域が頑張る」しか解決の方法はないと思うのです。もう一歩前へ進んでほしいと思いましたね。

何でも行政の金だけを使う時代ではありません。淡路市には、21の地区があり、地域特有の課題もたくさんあります。地域のことは地域で解決すべく、地域の知恵や頑張り。そのことが住民参加のまちづくりになっていくとの思いです。 

住民の思いに行政が答える英断を望みます。