2014年12月18日木曜日

議案93号の反対討論

本日で議会が終了いたしました。
議案93号について、反対討論しましたので、掲載しておきます。

評価委員会が開かれ、評価点がギリギリとは云え「この業者が適当」ということでしたので、答申を尊重はしますが、「お湯がきたない」「においがする」「設備が壊れている」等利用者からの苦情に対して、万全の管理運営状態であったかと言えば、疑問が残ります。
...
この花の湯は旧東浦町が作った施設であり,
和歌山・龍神温泉と似た成分で喜ばれており、淡路市の宝物であります。しかしながら、民間調査においても満足度評価が低いということでもあり、もっと利用者の方に満足してもらえるよう、管理者は最大限の努力をすべきであることを一言だけ申し上げておきます。
     
さて、反対の理由ですが、
市内には同様の官設民営の施設が、パルシェ、美湯松帆の郷とあります。また民間の銭湯も経営されております。
601万円の家賃を払いながら運営しているパルシェ、900万円の家賃を払っている美湯松帆の郷。家賃を払うことなく、逆に委託料をもらって運営している花の湯。何がどう違うのか私にはわかりません。
確かに、グランド等も含めた管理ですから、若干の委託料はおかしなものではありませんし、当然のことと思います。
今回の指定管理の時期までに、他の類似施設と同様の条件となるように課題なりをしっかりと改善してくださいということを予算委員会なり、決算委員会なり機会ある度に提案してきました。
施設によっての料金の違いはある意味、経営努力によるものと考えますが、税金をぶち込んでの民営圧迫することや料金の違いは理解できません。今回の指定管理にあたって、一気にとはいかないとしても、その方向性が示されるものと思っておりました。ところが、過日の委員会審査の場では、委託料を下げるどころか、逆に燃料費の高騰、水道光熱費の値上がりによって、300万円の増との説明を受けました。
世間の皆様、燃料費の高騰であったり、水道光熱費が上がって、みんな大変であります。何故にこの施設の指定管理にあたって、委託料の増としたのかについて、どうしても納得できませんでした。
「払うのであれば、みんなに払う」「払わないのであれば、みんなに払わない」これが公平というものではないかと思います。
このあたりについての改善、方向性が本日までにはっきりと確認できませんでしたので、残念ながら反対とします。

0 件のコメント:

コメントを投稿