2011年6月5日日曜日

一般質問を行いました。

 6/2 に行いました私の一般質問の要旨です。今回は導入提案が主でしたので、ボクシングで言えば「ジャブ」に当たります。

①工業用水についての方向性を問う。
 工業関連企業を誘致するには上水道よりも安い工業用水の確保は必要条件であったかもしれません。素朴な疑問として、井戸を掘ることよりも、先ず、近隣の津名下水処理場の二次処理水を工業用水として、再利用を考えるべきでは? (飲料に使わないのですから)
そのことが、下水道会計へのプラスとなり、市民への値上げを多少であっても抑えることが可能となるのではないだろうかと考え、今後の担当部局や条例整備等質しました。

そもそも水質汚濁防止法等により下水処理した放流水はキレイなものなのです。井戸を掘ることは悪いことではありませんが、余り大量の取水は地盤沈下にも繋がる恐れもあり、「処理水の再利用化」は進めるべきと私は思っています。
一度、立ち止まって、落ち着いて方向性として再検討する必要を感じ、質問しましたが「企業誘致のため、井戸を掘る必要があった」との答弁。 そのことは十分に理解しているのです。今後の方向性として聞いたのですが。  最終的には、検討を頂くという言質がとれました。 新規の企業誘致は大切なのですが、頑張っている地元企業にも目を配ることを忘れてはならないことも申し添えました。

②地域審議会の今後、検証。地域自治区の導入を問う。
 10年という設置期間限定の地域審議会。
そもそも合併によって、地域の声を施策に反映させることが目的で設置したのですが。
検証の結果はと問うと、「有効であった」「支障がなかった」「順調に」という答弁に私の感じ方と随分と違い、非常に温度差を感じます。条例上は諮問に応じ、答申を出す部分についてのみ答弁したように思います。条例の目的の部分には触れませんでしたね。

地域の課題解決、地域の実情に応じた施策を展開させるためには「地域自治区」への取り組みを検討してはと提案しました。 今後、詰めていきます。

③フェリー休止後の経過、再開発計画、バス路線の新設。
 新しく明石市長も決まり、その後の経過を聞きました。前回代表質問で、再開発計画も同時並行で進めることを提案しておりましたが、全く検討がなされていませんでした(議事録が出来上がり次第、前回答弁との違いがあるのか確認したいと思います)。

近隣地に淡路交通さんの車庫もあり、先行してこの地から本土側に向けてバスを出すことを提案しました。

民間バス会社さんへの依頼状況について問いました。いくらお願いしても民間バス会社さんが手を挙げないのであれば、淡路市バスとして、走らせることを検討すべきではないか?と。

コミバスと同様の手法で、ガソリン代のみ淡路市で、その後の運営については、赤字も含めて一切、地域に任すことにしたらどうでしょうかと提案しました。

地域課題を解決する方法とすれば、「民間に断られた場合には、行政が乗り出す。そして地域が頑張る」しか解決の方法はないと思うのです。もう一歩前へ進んでほしいと思いましたね。

何でも行政の金だけを使う時代ではありません。淡路市には、21の地区があり、地域特有の課題もたくさんあります。地域のことは地域で解決すべく、地域の知恵や頑張り。そのことが住民参加のまちづくりになっていくとの思いです。 

住民の思いに行政が答える英断を望みます。

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