2011年12月31日土曜日

まずは地域から!

今年もあと数時間で終わり、新しい年を迎えようとしております。

本年も皆様には色々とお世話になり、ありがとうございました。

今年はやはり東日本大震災(原発)、橋下大阪市長の当選が印象に残ります。
改めて「政治」は大事なんだということを知らしめたのではないかと思います。

淡路市が、「笑顔がたえない、暮らしやすい地域」づくりを実現していくには、市民みんなで関わって、足許の地域から一歩づつ歩んでいくことが大事なんだと思います。

皆さんの声を集約すること。その上で淡路市行政に提言、政策に反映していくことが私の仕事であることを今年一年の反省としたいと思います。

先日の一般質問関連で、私の方でいろんな地域の方18名の方の聞き取りをして18名の市民の方が反対という案件がありました。(市議会では10:6で可決成立しました)
聞き方の問題ではないか?と相手にされなかった教訓を踏まえ、出来る限り「市民の生声」を反映していきたいと思います。

今後とも よろしくお願い申し上げます。 ご意見等お寄せ下さいませ。

メール:tnktks@hm.h555.net  FAX 0799-72-2889

2011年12月24日土曜日

この決断は市民のためになるかどうか!

今期12月議会は19日に終了しました。通常、X‘masの時期辺りが最終日だったなぁと今日、改めて思いました。(午後から子ども会のX‘mas会やりました)

さて、19日間という短くも凝縮された12月議会。
最終日「この決断は市民のためになるかどうか」 いつも緊張はするのですが、今回のように緊張したことは初めてでないかと思う位の賛否表明でした。

「志民の会」としての反対が無償譲渡。意見が分かれた2議案については、各々反対討論をし、賛成するか、しないかは各自の判断でしていただくよう19日の朝、会派で話し合って決めました。

「志民の会」として、いきなり反対することはありません。
まず、課題を明らかにし、改善を求める所から始まるプロセスを必ず踏むことを原則としていますし、議員の「討論したい」その思いをねじ伏せることも良としません。

「任せて、任さず」 正すべきは正し、言うべきことは徹底して言う。 
各々悩み、苦しみ。考え抜いた末の決断です。

いずれにしても、情報の共有とか説明責任という言葉は聞こえてくるのですが、「出来ている」と思うか「出来ていない」と感じるか、全く基準が違うように思えることが気がかりですね。

2011年12月8日木曜日

無償譲渡の件!

7日には、持ち越ししておりました議案の内、103号無償譲渡の議案審議を行いました。

結局、この議案も継続とし、14日本会議終了後に再度委員会を開いて審議することととなりました。

私からの議案に対する質疑は
①プロポーザルによる公募といいながらも、HPのみに掲載。21日間の募集期間が短過ぎるのではないか?(1件の応募)

②プロセスを踏んでいだだくよう提言していて、担当部長も今後しっかりとプロセスを踏んで行きたいと答弁していたが、またもや今回も突然だが。

③ケース・バイ・ケースということだが、審査委員9名の内、7名が市の職員ということに何の疑問もなかったか。

④担当課の試算では+ーで40万円の赤字。実際の施設解体費を考えると、企業に対する利益供与に当たらないか?この無償譲渡は法的に問題がないか。→ 回答がないまま。

7日夕方に地元町内会に説明するということがあり、14日の本会議終了後に改めて審議することとなりました。

プロポーザル方式による随意契約の手法について、その都度庁舎内でこの案件はプロポーザルすべきかどうか判断しているようで、ルール化が必要なのではないかと思います。

金額だけでない、地元への貢献度であったり、デザインやら企画力、創造性等を総合的に判断することが望ましい案件については、プロポーザル方式でやると思うのです。


企業誘致を進めて、地元雇用につなげていきたい。その思いは私も一緒であります。

私企業ではなく、淡路市行政だからこそ、公平性を担保するためにしっかりと情報公開がされているかどうかではないかと思いますね。

2011年12月5日月曜日

総務文教常任委員会で審議始まりました。

1日に招集され、議案の提案説明。2日には総括質疑、議案を委員会に付託。
本日5日、総務文教常任委員会が開かれ、議案の審査を行いました。予定していた全ての案件の審査が終わらず、7日の予備日と14日の本会議終了後に2本の議案を持ち越しました。

指定管理制度の運用に関しての質疑が相次いだことや19年にプール事故のあった事業者を選定するに至った経緯、安全に対する確認。

今回、パソナグループさんが初めてホール運営の指定管理に選定しようと提案があり、人材派遣業という領域が文化施設の指定管理にそぐうのかどうか。
「半農半芸の活動の拠点として、利用が見込まれる」という提案理由に対して、私は「それは、おかしい」「指定管理をしようがしまいが、利用料金は発生するので、拠点として、利用が見込まれる」という表現は市民の方に非常に誤解を与えるのでないか」と質しました。まるで指定管理することで、自由に半芸活動できるような表現は慎むべきと思います。
結局、委員会採決では賛成多数で可決されましたが、私は賛成できませんした。

全てのプロポーザル審査委員さんがパソナさんの方に高い点数をつけたという事実はありましたが、提案理由の表現やら納得できるに至りませんでした。 賛成に自信が持てなかったというのが本音です。

後日に持ち越しましたが、旧一宮にありました給食センターの無償譲渡が認められるのかどうか。

教育長さんが、午後から退席しましたが、教育委員会の責任者不在での審議は如何なものかと思いますね。教育委員会関連議案ですから。
委員会には市長さんは出席しない。 教育長さんは途中退席。副市長さんだけを相手に時間延長して審査してました。

議会側からの無理な日程を押し付けたのなら仕方がないのですが、執行部からの提案のあった「審議日」。もし、私が委員長だったら審議を止めますね。

2011年11月19日土曜日

今週は議会報告会

本日が最終日となります第3回淡路市議会議会報告会。今回も各地域に出向いて10会場で行っております。私は、尾崎地区、佐野地区(受付のみ)、浦地区で説明をしたり、意見懇談では、出来るだけ分かりやすい言葉で伝えるよう心がけております。

参加されました方から、どの会場でも言われることは、「会の周知徹底を」ということです。「防災無線を使ってしたら」という提案があるのですが、何かの理由があり、実現できていません。

こうやって各会場から出た意見をしっかりとつないで、ちゃんと答えを返すことを積み上げていくことが大事だし、議会だよりにでもすべての意見を掲載すべきと思います。(特集記事を提案し、実現したのですが、一部のみの掲載で終わっています)

「言いっぱなし」で追求が甘い!との声に真摯に反省しなけければ、議会は崩壊しますし、住民自治への道は終わるのでないかと危惧しています。

私の提案のその後について、いつに、どのような検討をして、どのような課題があって、どうしたいのかがわかるように1年以上経過したものすべてをペーパーで提出してもらうよう、9月本会議で提案していますが、11月中旬になっても回答はまだです。

災害対策等多忙で手が回らないかも知れません。 災害対策優先ですから、もう少し待とうと思います。回答がきましたら、公表していきますね。

2011年11月9日水曜日

ふるさと納税に工夫を

 8日、総務文教常任委員会として閉会中の事務調査を行いました。
①ふるさと納税(寄付金)活用事業について(平成23年度)
 ・町内会等の地域づくりに 273万円
 ・ふるさと景観整備(竹やぶ撃退、桜の植樹)に 450万円
 ・小学校扇風機設置に240万円(小1) 後3年かけて全教室に整備4370万円
です。昨年には社会科副読本に375万円、LED照明整備に76万円等も実施しております。
後、特定寄付ですが、津名図書館に30万円。大学&専門学校に230万円。
ふるさと納税としての実績はH20 455件、2917万円。H21 370件、1287万円。H22 780件 2810万円。

淡路市ファンの皆さんの応援によって「こんなことに使ってください」がふるさと納税制度であり、もっと具体的な項目を選択できるようにすることが必要ではないかと質しました。以前から提案している「市民税の使途を希望できる」制度が実現するまでは、淡路市民であっても、淡路市への「ふるさと納税制度」を活用するしか仕方ないかもしれません。自分たちで自分たちの地域をつくっていく。地域課題も含め、もっと具体的な選択肢が拡がることを願って止みません。

②交通政策について
淡路市の補助金投入10路線について報告がありました(現在は6路線)。住民主体の長澤ミニバス&岩屋コミバスについての現況と課題。山田地区で交通空白対策として、協議が進められておりデマンドタクシーを模索中です。課題は、安定的な運行に欠かせない事務局体制の問題や赤字補填方法、法人化等がまだまだ検討する余地がありそうですが、地域課題克服に向けて進んで欲しいと思っております。

③花博跡地の利用について  
今年から合特債を使って2年間で土地開発公社から買い戻すのですが、まず、病院誘致(2.1ha)部分は、無償貸与でコンペを実施、1月頃には審査が終わり、運営する病院が決定します。救急医療は当然のことながら、産婦人科の開設ができるものと期待しております。
今後の土地利用計画については、2ha以上の区画で分譲をしていくとのことの報告がありました。
ポテンシャルの高い土地であり、まずコンセプトをしっかりすることが重要であり、分譲とはいえ、基本コンセプトに合致しないものはいけないということでは、委員全員の合意は得られました。
病院誘致が決定し、質の高い住宅地、商業地。交流人口を増やす交通ターミナル基地とするかどうかは検討中とのことです。しっかりと中間報告も受けながら、一緒に検討していきます。

町内会からの要望書を提出しました。

 先の東日本大震災の教訓を活かそうと、長浜町内会から門市長宛と淡路市議会宛に要望書を提出いたしました。

一、生活基盤道路の整備を計画的に実施していただきたい。

ニ、狭隘道路の拡幅を出来るところからでも実施していただきたい。

三、車椅子の配備をお願いしたい。

要旨は以上の三点なのですが、当町内会は海岸線を1000m抱える地域であり、いざという事態に対処したいと1年前から「地域つながりネット」を結成、活動しており、その活動の中からの課題です。

町内会として、担架等は配備もしておりますが、実態調査では280世帯、高齢化率38%となり、歩行困難者5名を抱え、少人数で移動できる車椅子があればとの思いです。町内会の予算で購入すべきか、行政がすべきか意見は様々でしょうが、要望書を提出することとしました。

生活基盤道路として、1000mの中に車が通行可能な線が両端に2本しかなく、せめて中央付近にでも1本~2本はバイパスまで逃げれる道路が必要であり、取り組んでいだだけないだろうか。出来れば計画的にミニ区画整理的にお願いしたいと思っています。自治会としては、道路整備は行政にお願いするしか術はありません。

今後も町内会連合会や「つながりネット」の交流会等を通じて、地域課題を明らかにしながら、要望していきたいと思います。いろんな会合の際には、声をかけて下さい。お願いします。

2011年11月2日水曜日

臨時議会が始まっています。

 この度の災害関連を含む補正予算案等を通過させる臨時議会が31日より招集されています。補正予算委員会審査を本日行いまして、起立多数で可決となりました。最終的には4日の本会議で採決されます。

私からの質疑は2点。

1点は、道路補修費について、常に大雨等の時に土嚢を積む対策が必要な河川道路について、単なる修繕等でなくて、ガードレール下にブロック積みをする等することを地元町内会等と協議の上、実施することも予算に計上しているか?道路勾配の問題や排水の問題をクリアしないといけないのですが、側溝の深さの問題と併せて検討すべきではないか。との問いに「地元から要望を上げて下さい」とのことでした。

もう1点は、食糧費の予算計上について、給食センターでの炊き出しは実施したのかどうか聞きました。現実には実施していないとのことでした。
通常時には学校給食センターとして可動しつつも、災害時には「炊き出し」を実施するものと私は理解しておりましたが、「何処からも調達の見込みがない場合に限り、炊き出しは実施する」との執行部からの答えに驚きを隠せませんでした。「ありえへん!」

災害対策本部として、激甚災害に指定された今回でも炊き出しをしないのであれば、災害時の...は単なる補助金を取る為だけの御題目だったと言われても仕方がないのではないでしょうかね。

それでも、実際問題として何処からも調達出来ない状況下ってどんな状況なのでしょうか?私には想像できませんでした。阪神淡路の時でも調達しようと思えばできたし。

今後において、防災無線のあり方も含め、改善を図っていだだくよう要望しました。

誰であっても完璧というものはないと思うんです。「市民の声を代弁して」「今後に活かしてもらいたい」 そんな思いを込めて他の議員とかぶらない2点を質疑しました。 

2011年10月26日水曜日

白紙撤回?

 ジェノバラインが12月から125cc以下のバイクを載せることが可能となる小型フェリーを運行させる旨、報告しましたが、神戸新聞の記事では「白紙撤回」ともなっています。

私の先日、お伝えしましたブログでも「たこフェリー」って書いていないですよね。
「たこフェリー」の再開って報道がなされ、何故なんだろうって。どう見ても誰が見てもジェノバラインが単車を載せれる船を購入したって事だけなんです。その購入資金をどこから調達するかが課題なのでしょう。

何やら雲行きが怪しそうですが、結果はどうであれ、ルールにのっとって粛々と進めればいいと思いますね。

2011年10月23日日曜日

淡路市防災避難訓練が行われました。

 本日、淡路市防災避難訓練でした。本当に遠い所まで御参加頂き、ありがとうございました。
又裏方としてたくさんの方々のご協力も頂いております。
炊き出しとして、すべての地域からのボランティアさんが集まり社協さんとして活動頂きました。美味しくわかめご飯と豚汁をいただきました。消防の方々や関係者の皆さん。本当にありがとうございました。

参加頂きました住民の方は、防災意識が高まり、良かったのではないかと思います。初めて、消化活動された方もいたりして、貴重な体験になったと思います。ちなみに私は兵庫アースの講義に参加し、東日本大震災から学ぶべきこと等教えてもらいました。

苦言を申せば、地域(町内会)によって検討が必要な点もあったのではないかと思います。特に、今回は津波を想定しての避難訓練でありましたが、私の暮らしている町内会(海岸線に約1000m・280戸)では一番東側1ケ所に集めるとのこと。(偶然、私の町内会だけかもしれません)

本来であれば、町内会全員での避難訓練にできればとの思いもありましたが、結局、提案することさえ止めました。

当町内会では、地域内あんしんネットとして先行実施しており、津波の際には、真っ先に高台に逃げて欲しい。その中で寝たきりの人や足の悪い方をどうやって高台(バイパス道路)へ避難させるか、車椅子や担架の整備をどうしようか等話し合っている最中でもあり、この防災避難訓練プランと同じように海岸線に逃げるということがインプットされてしまうと混乱してしまうのではないだろうかと。

町内会内での避難訓練実施とある意味イベント的な淡路市防災訓練への何百名の参加とは、切り離して計画を検討すべきではないだろうかなぁ? 立ち位置の違いから、目指していることが違っているんだろうなという印象を持ちました。

世間様が許さない!

 違う言葉では「お天とさんが見ているよ」 最近、耳にすることが少なくなりましたが、「理解が得られない」「世間様は許さない」は先の九州電力のやらせメールに対して枝野大臣の発言でした。私も客観的に見つめる時には、「世間様が許すか」も一つの尺度としています。


「金、かね、カネ」の論理が大流行。企業にとって都合の良い補助金政策が突如出てみたり、しっかりと大きな政治と結びついているというか、情報をしっかりと把握している所がうまくやっている様子です。「勝てば何をしてもいい」病気が蔓延していると感じます。 そりゃ、勝負事だったら勝つのに越した事はありませんが。 お金より、もっと大事なことを忘れている気がしてなりません。

大きな方向性は違っていないのだけれど、言葉遊びというか、魂が感じられないことが多々あって、特に国から降りてくる事業に多く感じます。

多分にそれもこれも国民からの「要望」があり、ひとつの政策に結びついていることなのでしょうが。
もっと市民生活に活かしたい。もっと現場の声を届けたい。その思いは「距離感」や「ズレ」を私自身感じるからです。

皆さんからのいろんなご意見を聞かせてください。国のことでも、県のことでも結構です。ご意見、ご要望はしっかりと繋ぎます。


本日は淡路市防災訓練が岩屋中学校で行われ、多数の皆さんのご協力を得ることができました。 本当にありがとうございました。

2011年10月21日金曜日

ジェノバラインが単車を運びます!

 今朝の朝刊で、知った方も多いと思いますが、明石市と淡路市を海上交通で結んでいるジェノバラインが高速道路を走れない単車(125CC以下)を載せることができる船体を確保しました。

ジェノバラインさんには新たな船を導入するか、船体の後ろに単車や自転車用のデッキを増設してでも対応して欲しいとの陳情要望は行っておりましたが、船体の確保ができたと聞いて喜んでおります。(昨日の会議で報告した模様です)

ロングライド150までには、間に合いませんでしたけれど、ジェノバラインを利用して淡路島でサイクリング! が合言葉になる位しっかりとPRすることが大事ですね。

大きな船が導入されることで、小型船よりも安心感を与えることと冬場での欠航が減るのではとないかと思います。
唯一、欠点はスピードでしょうかね。いずれにしても単車や自転車で淡路島を訪れることが可能となり、喜ばしいことです。今後の活躍を期待しております。

2011年9月21日水曜日

御見舞い申し上げます。

 この度の台風15号による被災、まだまだ被害の状況が把握できる状況でありませんが、相当の被害が出ているのではないかと推察いたします。被災に遭われました皆様に心よりお見舞申し上げます。

市民の安全確保に全力を上げることが先決であり、20日の議会運営委員会、21日からの決算審査特別委員会を延期することとしました。22日の本会議終了後から決算審査を行うことに変更しております。(私の体験では、初めてのことです)

100年に一度と思えるようなすごい雨量。三重県、岐阜県、愛知県の被害の状況がTVから伝わってきます。今夕は関東方面とのことですが、被害が最小限で収まる事を祈ります。

台風は淡路市を通り過ぎたとは言え、油断することなく、警戒しておくことに越した事はありません。治山、治水は大事です。
12号台風に引き続き自治体職員の皆さんを始め、警察、消防、ボランティア等多くの皆さんの活動に感謝します。

2011年9月18日日曜日

簡素化を求めたいですね。

 本会議中でもあり、久々の投稿をお許し下さい。

さて、駐車場有料化が工事の関係で遅れておりましたが、12月1日から行いたいと全員協議会で説明がありましたが、紛糾しました。

その原因は、当面の間、100%の減免という決定にまず、びっくり。
そして、毎月の減免措置のための人件費が膨大になること。

定期券(市内4000円、市外7000円)と回数券5000円(市内15枚・市外12枚)なのですが、当分の間、市内通勤通学者に限り、カード発行相当額¥500で定期券を発行する。と突然の説明に驚いていると、減免申請のために週3日程度、人を配置するということに二度びっくり。(申請書を渡したり、受け付けたり、駐車券を発行したり)
減免措置に必要な滞納がないかの確認作業があり、一旦市役所に送付。その後、減免が認められるとカード発行手数料のみで販売するという非常に労力と人件費を要する一連の流れに疑問の声が上がりました。

私からの質疑は、カード発行相当額としているが、手数料条例にも記載のない¥500を取るということには無理があるのでは。仮に手数料条例改正して、記載したとして50%減免とすれば、¥4000×0.5=¥2000+¥500ということになり、複雑で理解が得にくいのでは。それなら80%減免とかの方向性は考えられないのか?担当部は条例に記載なくても問題ないとの判断でしたが。

どうしても、激変緩和策として、減免するという方向であるならば、普通に¥7000の定期券を購入してもらって、その後、市民の方や通勤通学者が減免申請をして、お金を返していくようなもっとシンプルな流れにできないのか質しました。シンプルでないと機械管理はできないと思いますね。

誰でも無料がいいですよね。受益者負担として一日¥150程度であれば市民の方にご理解が得られる、不良駐車をなくし、止めたい時にも止めることが可能ということで、条例の制定に至ったと理解していました。
裏事情は私にはわかりません。最初から無料にするつもりならば、条例の作り方が違っていたでしょう。一時の混乱を避けたことが、もっと多くの混乱を生じさせることになりそうです。

土地がなく、有料でもいいから駐車場整備をすることが求められている場合、行政が民間に替わって整備することはあっても、民間遊休地がたくさんある所に行政がみんなのお金を使って、家賃を払いながらただ同然に駐車場運営することは、いいことなのかどうか、私は疑問です。行政が¥4000だったら、近隣の民間駐車場経営者は¥2~3000にすると思いますけれどね。

2011年9月13日火曜日

一般質問の要旨

 12日に予定よりも20分程度早く、登壇し、下記の質問を行いました。

1点目は、「検討する」「時間を要する」と答弁した案件のその後、いつ内部検討がなされ、どんな課題があり、課題解決に向けて何が考えられるか。そのプロセスを明らかにして欲しい。数ある中から2年間程度経過した案件4項目のみ、後の30項目程度については、後日ペーパーで検討内容の提出を求めました。

・市民自らが納税額の一部について使途を希望できる制度の導入(住民要望枠)
市民税の10%程度を「こんなんに使って」をかなえて、「住民自治」を進めるためにも、導入を!
・特別保育事業、特に休日保育と一時保育を
観光は土日中心。施策を充実していく中、子育て世代の正社員への道を阻んでいないか。
・ドリームショップグランプリ
市内のこの場所で、こんな商売をしたい 情熱プランを年1店舗採用。10年続ければ10店舗になり、地域商業活性化は地域づくりに欠かせない。
・市民の政策提案条例、職員提案規程の創設を!
ボトムアップの方式も必要。市民からの様々な意見、提案を可能とすることで、一緒に汗をかいて知恵を出し合って地域づくり。職員提案については、規程がなくてもやっていると思うが、担当部が複数にまたがる案件も多い。よその課のことに口出ししぬくい状況の改善を。

→ 「検討する」は検討しないと同義語に近く、協議の痕跡が確認できず。

2点目は、情報発信のあり方の検証を求めました。
市民の方に正しく伝わっているか 一度、すべてを疑って検証することの必要性。行政の予定表に地域行事も含め、HPにアップしては?要は、行政が何をして、地域では何が行われているのか。そういうことが市民にも伝わるようにHP等の改善を求めました。→ 一部実施

3点目は地域内美化を何とかしよう!ということで、国道、県道の予算を淡路市にもらってきて、淡路市として、国、県、市道の雑草除去を年1回から数回に変更して、適切な時期に市内業者や地域団体にお願いして行い、「いつもキレイ」にすることを提案しました。→ 要望してみる

2011年9月11日日曜日

淡路IC駐輪場まもなく完成へ!

 淡路IC付近に駐輪場がないことから、設置要望を続けておりましたが、(山側から海側方面は先に完成済)もう片方の海側から山側方面も工事に入って頂いていまして、ご不便をおかけしてきましたが、間もなく完成します。 関係する皆様のご理解、本当にありがとうございます。

これで、4項目の要望の内、駐輪場整備と照明が整備できて、後はもっと下側で右折可能となるような道路仕様の変更が残っております。事故が起こるようには、思えないのですが、安全上の問題から中々警察の許可がおりませんが、引き続き要望を重ねて参ります。

大きな課題としては、駐車場の整備をどうするか。少し山側にはハイウェイオアシス駐車場があるのですが、少し距離があり、高速バス利用者の利用は少ないようです。


話は変わりますが、今日は敬老の式典がしづかホールで朝9時からの午前の部と午後の部に分かれて開催されました。午前の部は出席できましたが、午後からは長年お世話になった市民の方の葬儀がありましてそちらに行かせてももらい、午後の部は欠席させていただきました。本年の参加者は対象者の一割程度の700名弱(午前・午後併せて)。
担当部長には、淡路市としての行事は一堂に会しての実施でいいのではと提案いたしました。各地域で実施するかしないかは、地域に任せたらいいのでは。実際、市社協の福祉祭りは各地域で開催していますから、地域で知恵を絞れば可能と思います。

かたや「長寿をお祝いする会」であり、皆さんの益々のご健康をと念じ、かたやもっと今後も活躍していただけると思っていた方との「お別れ」で、お世話になりました。安らかにお眠りくださいと念じ、何とも複雑な一日を過ごしました。 でも永遠の別れは悲しいものです。

明日12日、14時(予定)から私の淡路市政に対する一般質問を行います。

2011年9月10日土曜日

出会いがあって。

 石屋小学校の地区懇談会(8日)として、洲本市在住の木戸内福美さんを講師にお招きして行いました。

大江浩志さんの木管三重奏の音楽鑑賞(1日)に続いての企画物となり、この9月は3週連続となります。これも春に運動会を開催した関係で余裕ができたのかもしれません。

19時からの開催で、出にくいこともあったりしたと思うのですが、50名程度の参加を得ました。先生の話を直に聞ける機会が持てたことで、参加された皆さんから「良かった」との声を聞くことができて、うれしく思います。
企画提案していだだく人がいて、講師先生もきていだだけることとなって、準備等していだだく裏方さんがいて、参加してくれる人がいて。「やっぱり、出会いなんや」と。

これがPTA活動していて、うれしい部分です。個人的には、「分かち合いの時間」を持って、同じ親としての子育ての悩み、勉強の悩み、いろんな悩みを吐き出して、お互いに励ましあえるようなPTAにしたいと思いながらの日々です。もっとコミットしたいと思います。

岩屋の祭り です!

 今日から石屋(いわや)神社の秋季大祭に片浜町内会のだんじりが出ます。久々の登場です。

春と秋にいつもだんじりが出たらという声も多いのですが、死傷者をだすこともある「引っ込み」がある関係もあり、中々簡単にいきません。町内会役員さん方の気苦労は並大抵ではありませんし、その運行を支える皆さん方、踊られる子ども達、太鼓衆。参加するみんなの気持ちを一つにすることが安全であり、多くの喜びをもたらしてくれます。

本当にご苦労さまです。 皆さん、ありがとうございます。

明日には、厄年の御神輿&還暦を迎えた方の御神輿もあり、更に活気づくことでしょう。

淡路島の中では、非常に特徴のある祭りです。カメラマンの方もいつも多いですね。皆さん、是非一度、見に来て頂けたらと思います。


さて、旧野島小学校跡地の活用については、先の委員会審査では、パソナグループさんに無償譲渡することが賛成多数で決定しました。(本会議での採決は30日・私は賛成しました)

余り頼りすぎることなく、「地域として生きる」ことが今後の方向性ではないだろうかと審議の際に求めました。地域課題に対して、地域が頑張る。そして少しの援助をいろんな方面に求め、共存共栄で地域づくりを進める。あくまで主人公は地域の人。私の譲れない部分です。
 
私の意見に反対(パソナさんに丸投げ)の議員さんもいましたが。

野島地区にとって、幸せな地域づくりが進むことを期待しております。

2011年9月2日金曜日

全員協議会が招集される。

 5日の本会議終了後、直ちに全員協議会が招集されることになりました。1.「パソナグループ」の概要について 2.その他ということです。 

その全員協議会終了後、議会改革特別委員会、広報公聴特別委員会と続きます。

以前のブログにも書きましたが、「ここから村」として、この地域に暮らしていただいて、志を一つにと思いながらも、何の情報も入らない不思議さ。
来ていただいているパソナさんと地域住民との距離感をつくったのは、行政サイドの問題でしょう。余りの情報のなさに私から議長に申し出ると、冊子のコピーが配布されましたけどね。 冊子の存在をたまたま市民の所で見つけたからであって、知らなかったら請求の仕様がありません。

旧野島小学校跡地や施設をパソナさんに無償譲渡の議案が提出されてから、数名の議員さんからの質疑、質問が提出されると、この期に及んでからの説明。行政サイドはそう感じていないでしょうが、議員サイドには、そう見えますね。ひょっとしたら、議長が、議員の空気を察して、説明の場をセットしたのかも知れませんがね。

今回のような結論ありきで、それに合わせて情報操作をしているかの誤解を与える仕事のあり方を考え直すべきですし、議会も、行政報告として、定例会~定例会の間に重要な行政の内容や問題点を議会(住民)に報告していくことを慣例化できていないことが、情報の少なさであり、課題、問題点の共有化が図れていない原因の一つかも知れません。

反省すべき点は素直に反省し、議運委員長として、議会運営のすべてを本年度、見直していきたいと思います。私からは委員会に対して、議会運営の改善点を24項目、条例6項目、規則6項目を検討事項として提出いたしました。

2011年8月26日金曜日

無償譲渡が提案される

 廃校となった野島小学校をパソナグループに無償譲渡する議案が9月定例会で審議されることとなりました。 8/19に開催されましたプロポーザル審査会においてパソナグループに決定したことを受けて議案の提出に至ったようです。

地方公共団体の財産は、条例又は議会の議決による場合でなければ、これを交換し、出資の目的とし、若しくは支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し若しくは貸付けてはならない」とあります。

議会がこれを認める「高度な必要性」があるのかどうかでしょうね。

一般的に、無償譲渡の問題点は
民間業者が融資をうけるために担保となることから返済に窮すれば競売もあること、
設備等が他へ転売される危険性を否定できないということで、目的が長期に渡って担保されないこともあり得ると思います。

地域の声を聞いて、行政として、その有効活用、地域活性化を実現しようと計画。プロポーザルによる公募という形をとっており、その審査会が「良」としたものであることは理解しております。

プロポーザルに至るまでの経過において、民間業者の存廃の危険性もあるわけで、本来の目的を担保していく意味からも市所有地は貸与、建物は無償譲渡ということも検討されたのかどうか。

パソナグループさんからは、どのような提案があったのか、委員会審査の場で質しておきたいと思います。

2011年8月23日火曜日

議会基本条例を策定中

 淡路市議会の憲法である「議会基本条例」を策定中です。

今、条例の前文を議会改革特別委員で意見を集約中です。この前文の意見調整が出来れば、それに沿った条文を入れていくことになります。議会基本条例を創ろうということで意見がまとまり、議会改革特別委員会を立ち上げて、条例に先駆けて「議会報告会」を開催したりしながらきております。

やっと条文の策定に入りました。議論を積み上げて、実のある条例にしたいものです。

私の前文(案)ですが、以下に列記します。(みんなと意見調整後の再提出分です)

地方主権が進み、自己決定、自己責任による自治体運営が求められている今日、議会の果たす責任は今まで以上に大きなものとなっている。

議会と市長は、相互に独立対等な立場で、緊張関係を保ちながら、市政を運営していく仕組みとなっている。議会は、市の方針等を決定し、市の仕事が適切に行われているかチェックし、一方、市長は、行政の責任者として、市の施策を実施し、両者がそれぞれに適切に役割を果たすことで、よりよい市政を実現していくことが期待されている。

淡路市政をより市民の視点に立ったものにしていくためには、市民に身近な存在であり、多様な意見を集約することができる議会の更なる充実・強化が求められている。公平・公正・透明な議会運営や開かれた議会づくりを推進し、市民参加を礎として、議論をたたかわせ、論点や課題を明らかにし 、意見を集約していく議会改革に取り組むことが必要である。

私たち淡路市議会は、活動の理念を明らかにし、本市の住民自治と民主主義を発展させ、市民福祉の向上を図るため、政策提言・政策立案できる議会を目指すことを決意し、ここに「淡路市議会基本条例」を制定するものである。

2011年8月22日月曜日

泉 和幸先生を囲んで

 昨日は私どもの会派「志民の会」研修会として、泉 和幸先生を囲んでの懇談会に参加いたしました。(おかげ庵において)

先生からは、「淡路島の南北分断」から「融合」とういう大きなテーマでの2時間余り。その後、島内三市議会議員有志での懇談会も90分程度。こうやって意見交換することは大事なことですね。

PFIの話や淡路島協同体の話やら盛りたくさんです。PFIは私も以前から提案していることなので、先生から話が出てうれしく思いました。後は、情報の問題は身につまされます。おかげ庵さんでパソナさんのここから村の冊子を見つけました。地域で暮らしてくれて、志を一つにと思いながらも、何故か情報は入りません。そのパンフレットさえも初めて目にしました。
言葉は適切性を欠くかも知れませんが、「上の方だけで動いている」んでしょうね。そういう印象です。


市民の皆さんからは不思議と思われるでしょうが、実際同じ淡路島の議員が意見交換する場というのは皆無です。議員研修会で顔を合わせるか、広域事務組合に出席する議長、副議長、総務委員長ぐらいではないでしょうか?

各市から4名づつ程度の議員の意見発表(一人10分程度)をやり、その後、意見交換会をする議員研修会もあっても良いのではと思います。ぜひ、実現したいものです。

2011年8月18日木曜日

宿題をいそげいそげとほうしぜみ

 残暑お見舞い申し上げます。

未だ未だ暑い日もありますので、しっかりと水分補給したりしながらご自愛専一に。


お盆も終わり、ほっとするこの頃ですが、末っ子の小学6年生は「今から宿題」だそうで、蝉の声に追いまくられる時間を過ごすのでしょうね。

現中学1年生からが関係する「高校学区変更」が兵庫県教育委員会で検討されておりまして、素案では淡路学区は神戸学区と一緒になります。岩屋中と北淡中のみであった明石学区への自由学区制度はそのまま残るのですが淡路市内5中学校が対象となります。

市教委は、高校問題にはタッチできないことから、県教委に来ていただいて説明会を求めていました所、 8/26 19:00から東浦サンシャインホールにて市PTA主催で開催されることとなりました。
もし、関係する保護者の方でご都合がつけばご参加下さい。


2011年8月10日水曜日

蓮池議長を再任しました。

 本日、役職の改選を迎え、県議長会会長の要職にある蓮池議長を再任いたしました。

他にも希望される方はいましたけれど、降りて頂いた格好となりました。今後は、申し合わせ等で1年という任期を「再任を妨げない」という字句を追加しておく必要があるのかも知れませんね。

天の声かこの度、二度目となります議会運営委員長を拝命することとなりました。蓮池議長のリーダーシップの下、議会改革特別委員会と一緒に改革を進めて、住民の声がしっかりと届く議会運営に尽力したいと思います。

2011年8月9日火曜日

明日は臨時議会が開催

10日臨時議会が招集されます。

任期が8月ということもあり、役職の改選等が予定されております。

役職にかける皆さんの意欲は何故か旺盛ですね。そのだけのパワーを市民のために使ってくれることを祈りたいと思います。役職に付いて「淡路市民のために~したい」が原動力なのだと信じたいと思います。
実際、「こうすれば良いな」と思って、提案したとしても役職につかれた方が興味なければ実現することはできません。議会という合議体であるがゆえです。この2年少しづつ改革は進んでいるのですが、「市民の声を活かし、地域のまちづくり」をもっとダイナミックに進めないと市民の方とその代表である議員との温度差が懸念されます。

お金がないからこそ、知恵を集めて一緒に頑張る。不可能かも知れないけれど、チャレンジする。その突破口を開く種(提案、実践)を蒔かないと、花は開かない。

市民の笑顔をつくるために。 そんな議会でありたいと願う。

2011年8月6日土曜日

少しの不便さを考える。

 今日8月6日、広島平和記念日。広島に原爆が落とされた日です。ピカドンと呼ばれたこの残虐な新爆弾を日本国民は、忘れることはないと思います。

凄まじい破壊力で無差別殺人を起こす原子力。
平和利用として、エネルギーとして発電するも今回の福島原発事故。
あのピカドンを平和利用するに当たって、その恐ろしさ、恐怖というものを考えなかったのか?もし、万が一、想定外が起こったとしてもと。

以前にも書きましたが、CO2を出さないクリーンエネルギーなんだとCMが盛んに流されるようになって、「大丈夫かな」って。

調子に乗った時に落とし穴が待ち伏せている。調子に乗った時がピンチなんだと。

今日は少しの不便さを考える日にしたいと思います。

2011年7月30日土曜日

天の邪鬼の意見ですが。

夏真っ盛りの季節です。原発事故の関係で、皆さん節電対策に悩まれているのではないだろうかと思います。
ノーテンキな位の安全神話が強すぎて全くもって、牛もそうですし、すべての面で対策の遅れが国民を悩ませ、失望感でいっぱいです。地方議員として「自分たちの市(地域)は自分たちで守る」ことに徹したいと思います。

皆さんの節電対策として、クーラーをかけないとかして頂くことが、結果として放出熱の減少となってヒートアイランド現象は緩和されるものと思っています。今夏は涼しくなるのではないかと私は予測しております。

気温が上がっているということを良く聞きますが、例えば三宅島ではここ20年間ほとんど差異はありません。逆に都市部の気温は着実に上がっております。
高層ビル化、アスファルトやコンクリート化、車の廃棄熱等様々な他の要因ではないだろうかと私は思っていまして、「本当にCO2が地球温暖化の原因」かどうか疑っています。そうであればすべての地域で気温が上がるはずだと。あくまで原子力推進のためであったり、一部の利益を手にする者たちのプロパガンダではないのかと。

いろんなことを疑ってみる今年の夏です。

もう一例。エコキャップ運動というものがあります。400個のキャップで10円。そりゃ、リサイクルすることに反対はありません。一生懸命にそのキャップを洗浄して、(水を使い)集められたキャップを送料をかけて送る。何か間違っていませんか?そんなに労力とお金をかけるのだったら現金を送ってワクチンを購入していただいたらと思うんです。ペットボトルの功罪を議論することなく、リサイクルできるものはすべて善なのだと、だからペットボトル容器のものをどんどん使い捨てしてかまないと洗脳されている気がします。 今日は何故か天の邪鬼です。

2011年7月27日水曜日

審議の充実が先決!

 常任委員会の数を減少して、審議の充実を図ることとなりました。8月10日開催の臨時議会に上程されます。
全員協議会の席上では、いろんな考え方があり、改めて「難しさ」を感じます。

根本的には、淡路市議会は委員会制度を採用しており、会派制度も同様です。委員会での審議を充実させないととの思いから提案に至った訳ですが、議員定数の減少につながるのではといった意見があったり、その他噴出。

議会運営委員会のメンバーは各会派からと無所属からも1名選出して、何度も協議を重ね合意に至っております。(今回は特に全会一致の案件です)無所属さんからの意見や質問はある程度仕方ないにしても、会派の方が質問するのはどうかと思いますね。

今回のような状況下であれば、委員会制度をやめて、すべて本会議場で全員で審議する方向性や会派制度をやめることも検討する必要性もあるのかなと思います。

野島小学校跡地の利用計画についても、私のような総務文教常任委員会に属していない議員は、何の情報もないまま、プロポーザルによる企業誘致の募集が始まっていたりすることがありました。誤解のないように書きますと、議員として、地域住民からのご意見を頂いたりしておりますし、行政の方でも地域意見等を参考に跡地利用計画を進めていることは知っているのです。話し合いの雰囲気を総合的に判断すれば、「プロポーザル方式で公募」だろうと。

いつの委員会でこの説明があるとかいった情報があれば、その委員会に所属する議員の方に質疑していただいたり、私自身が傍聴したりできるのですがね。
市民の方はすべて議員は「知っていて当然」と思うでしょうし、市議会として、切実に考えないといけないことです。

議員定数の削減につながることを危惧するよりも、現状「委員会での審議充実を図る」ことを考えることが先だと思います。住民の声が届けられない可能性があるシステム自体を危惧すべきですし、改正すべき大事なことです。

2011年7月23日土曜日

常任委員会数を減に!

 私ども志民の会から議会改革の一環として提案をしておりました「常任委員会改革」について、7/7の議会運営委員会で協議の結果、3常任委員会を2常任委員会に変更することでは、合意が得られました。
19日の全員協議会において、議員全員の賛同を得る予定でしたが、台風接近により、25日に延期しております。正式には、25日に決定する運びとなります。

議員定数は20名ですが、現在18名でもあります。3常任委員会の少人数審査では審議不十分の感が否めないことから、複数の委員会所属とするか、常任委員会を2に変更するか2年前から提案を申し上げておりました。やっとの思いですが、まず一歩実現することに正直、嬉しさがこみあげてきます。
議会運営委員会(各会派代表等)の皆さんのご理解が得られたことに感謝いたします。

住民の皆さんの代表である議会が変われば、淡路市は変わる。そう信じて、今後も提案してまいります。 

島の生しらすが好評!

 淡路島の生しらすが好評を得ております。昨日、北淡路ブランド推進協議会 定例会に原県議さんと一緒に参加させていただきました。
今、現在淡路市内の宿泊施設、料理屋さん28店舗の参加でスタートしており、秋以降には淡路島全島に拡げていくとのことでした。淡路島の名物に定着してくれることを願っております。
(今日のデイリースポーツ26面にPR広告を見つけました)

閉会時にご挨拶の機会を得ました。
日々の自分の業務がありながらも、こうやって集まり、協議、実践していただいていることに感謝を申し上げたい。皆さんの汗が淡路市の発展、地域活性化になり、淡路島の発展につながっていきます。多種多様な商売人をまとめていくという困難さは私も知っているつもりです。「自分のことしか考えない人」ばかりでは地域は良くなりません。地域を良くしたい皆さんの活動に微力かも知れませんが、一生懸命に努力したいと思います。(要約)

2011年6月11日土曜日

学校給食センター見学&試食会

 9日には、淡路市学校給食センターの見学と試食会を実施いたしました。昨年度から1年生の保護者を対象に学校で、試食会を実施しているのですが、3年生以上の保護者の方については、現在の学校給食を食べたことがないこともあり、初めてPTAとして取り組んでみました。

参加されました方は合計14名。「大きな鍋でびっくりした」「安全な地元食材を」「中学生の量としては少ないのでは」「おいしかった」「金額を上げてでももう1品欲しい」とかいろんな感想がありました。その後、淡路市の防災体制について、視察と研修を行いました。
東日本大震災の後でもあり、質問も真剣そのもの。「その事態」に対処するために家族間で話し合ってくださいと運営委員会でも話題に。

その後、学校へ戻り、本部役員会、PTA運営委員会。
「花いっぱい運動」としてポートビル周辺に苗植えして、プランター40余り設置しました。皆さんも何かと仕事等ありながらも、40名近い参加者で「ありがとうございます」としか言いようありません。本当に頭が下がります。
この日から地域内防犯パトロールと水やりを保護者の皆さんの協力で続けていくことになります。

10日は議会の最終日。
本当にいろんな議論や経過がありながらの最終日となり、私自身初めての経験もありました。
TPPの意見書。30人以下学級の実現&義務教育費の国庫負担堅持を求めるの意見書。住民生活に影響のないよう、北淡路地区における風力発電建設計画について、兵庫県への意見書等々。

意見活動は、地道な活動で、一般質問と違い、市民の方には注目はされにくいのですが、淡路市議会としての態度表明となりますので、大事なことと私は思っています。

2011年6月5日日曜日

一般質問を行いました。

 6/2 に行いました私の一般質問の要旨です。今回は導入提案が主でしたので、ボクシングで言えば「ジャブ」に当たります。

①工業用水についての方向性を問う。
 工業関連企業を誘致するには上水道よりも安い工業用水の確保は必要条件であったかもしれません。素朴な疑問として、井戸を掘ることよりも、先ず、近隣の津名下水処理場の二次処理水を工業用水として、再利用を考えるべきでは? (飲料に使わないのですから)
そのことが、下水道会計へのプラスとなり、市民への値上げを多少であっても抑えることが可能となるのではないだろうかと考え、今後の担当部局や条例整備等質しました。

そもそも水質汚濁防止法等により下水処理した放流水はキレイなものなのです。井戸を掘ることは悪いことではありませんが、余り大量の取水は地盤沈下にも繋がる恐れもあり、「処理水の再利用化」は進めるべきと私は思っています。
一度、立ち止まって、落ち着いて方向性として再検討する必要を感じ、質問しましたが「企業誘致のため、井戸を掘る必要があった」との答弁。 そのことは十分に理解しているのです。今後の方向性として聞いたのですが。  最終的には、検討を頂くという言質がとれました。 新規の企業誘致は大切なのですが、頑張っている地元企業にも目を配ることを忘れてはならないことも申し添えました。

②地域審議会の今後、検証。地域自治区の導入を問う。
 10年という設置期間限定の地域審議会。
そもそも合併によって、地域の声を施策に反映させることが目的で設置したのですが。
検証の結果はと問うと、「有効であった」「支障がなかった」「順調に」という答弁に私の感じ方と随分と違い、非常に温度差を感じます。条例上は諮問に応じ、答申を出す部分についてのみ答弁したように思います。条例の目的の部分には触れませんでしたね。

地域の課題解決、地域の実情に応じた施策を展開させるためには「地域自治区」への取り組みを検討してはと提案しました。 今後、詰めていきます。

③フェリー休止後の経過、再開発計画、バス路線の新設。
 新しく明石市長も決まり、その後の経過を聞きました。前回代表質問で、再開発計画も同時並行で進めることを提案しておりましたが、全く検討がなされていませんでした(議事録が出来上がり次第、前回答弁との違いがあるのか確認したいと思います)。

近隣地に淡路交通さんの車庫もあり、先行してこの地から本土側に向けてバスを出すことを提案しました。

民間バス会社さんへの依頼状況について問いました。いくらお願いしても民間バス会社さんが手を挙げないのであれば、淡路市バスとして、走らせることを検討すべきではないか?と。

コミバスと同様の手法で、ガソリン代のみ淡路市で、その後の運営については、赤字も含めて一切、地域に任すことにしたらどうでしょうかと提案しました。

地域課題を解決する方法とすれば、「民間に断られた場合には、行政が乗り出す。そして地域が頑張る」しか解決の方法はないと思うのです。もう一歩前へ進んでほしいと思いましたね。

何でも行政の金だけを使う時代ではありません。淡路市には、21の地区があり、地域特有の課題もたくさんあります。地域のことは地域で解決すべく、地域の知恵や頑張り。そのことが住民参加のまちづくりになっていくとの思いです。 

住民の思いに行政が答える英断を望みます。

2011年5月31日火曜日

高速バス便の減便が

 明日6/1から淡路交通さんの大磯ー舞子間で昼間を中心に上下8本の減便。津名ー舞子間 で上下4本の減便ということになりました。(現状路線の35%が赤字路線と推察)

「こんなに乗っている」のに、何故減便って不思議だと感じてると思うのです。
「大橋の通行料金も下がっているのにバス代は下がらん」って感じてる市民の方も多いことと思います。(議会報告会でも同様の質問がありました)

高速バス便を便利にするには、交流人口を増やすこと。大橋通行料金に生活者バス路線特別料金の実現だと思っています。

これはどういうことかと申しますと、淡路側から満席であっても、本土側から2~3人では平均乗車とすれば、50%しかなりません。多分平均18人程度乗車で料金設定されていると思います。片道交通に近い状況を変えるには「交流人口を増やす」ことに尽きると思います。

淡路に暮らし、勤務地が本土の場合、普通にバスに乗って仕事に行っているだけなのですが、いかんせん高速道路料金が付加されてしまいます。淡路市には2000人の通勤者、800人の通学者がいます。
先の3月議会、会派代表質問でも訴えましたが、高速バスでありながらも、実態としては生活路線バスであり、淡路側すべてをは無理としても、通勤通学としての生活路線バスとして、「特例通行料金」を実現することが、高速バス便の維持拡大に必要不可欠。明石海峡大橋無料化運動は続けるとして、まず、一日も早く特例通行料金の実現をすることが大事と思います。

この問題については、数年前の海峡シャトルバス(年25万人利用)が廃止となった時から国会議員先生やら県会議員先生等いろんな方にも陳情お願いを続けております。
国から見れば単なる「高速バス」に見えます。でも実態は「生活路線バス」なんだと。何故、特別料金の導入なのかは、会っていろんな話をして、理解を深めてもらわないと法律の改正までいきません。

まだまだ及びませんで、実現できておりませんが、可能性を信じて行動してまいります。

意見書の提出を予定しています。

 6月定例会の最終日に向けて2件の意見書を他議員さんと一緒に協力しながら提出予定です。(最低2名の提出者が必要です)

一つは「小中30人以下学級の実現」と「義務教育費国庫負担制度の堅持」
もう一つは「北淡路地区における風力発電施設建設」

①40人を下回る学級編成基準を特例的に設けることや少人数学級編成への加配教員の配置について各都道府県教育委員会の判断により弾力的に運用を認められてきています。
でも40人以下学級を設ける場合、これらに係る人件費等は各自治体の負担となる為、実施したくてもできないという地域間格差が生じることとなっています。政府に対して、早期に実現するよう求める意見書です。

子ども達が夢や希望を持てるようなキメ細やかな指導・支援が実現することが大事ですね。
(1クラス25~30人がベストという各種調査結果もあります)
複合的にですが「淡路市の教育環境はいい」ということにならないと、若年層の定住化に結びついていかないと思いますね。

②化石・原子力エネルギー依存から自然エネルギーの開発と更なる拡大を願っております。しかしそれらを推進する計画において、地域住民生活を脅かすものであってはならいと考えます。

現在、民家より250M以遠にとなっているのですが、風力発電による様々な被害が各地で報告されており、環境省においても新たなガイドライン作成に取り組んでいる状況です。国の結論としては500M以遠、1000M以遠となるような感じですね。(先進国のドイツ等でも1000M以遠)
この案件の許認可は、兵庫県であり、淡路市には権限がありませんので、兵庫県に対して、地域住民が、安全で安心して地域内に暮らしていけるよう指導をお願いする意見書の内容です。

2011年5月19日木曜日

私の一般質問日は6/2。

今回の一般質問事項ですが、①工業用水の関係 ②地域自治区の関係 ③たこフェリー跡地利用の3点です。

質問通告書の提出が6番目ということで、本日の議会運営委員会で6/2の2番目ということに決定しました。およそ午前11時前後でしょうか。方向性を聞いていきたいと思います。

前回から議場コンサートが実施されており、5/23の定例会初日には、午前9:30から行われます。
三段美咲さん、中村 太さんによります「フルート・ピアノ演奏」です。どうぞ、皆様のご来場をお待ち申し上げます。

2011年5月16日月曜日

6月議会の日程が決まりました。

 議会運営委員会を午後2時から開会して、通常6月議会と呼ばれている定例会を5/23から19日間の会期で行なうことが決まりました。

改正条例3件、事件決議3件、専決処分2件、補正予算2件、同意案件6件、報告事項等となっております。

5/16 議会運営委員会で、日程等調整。議案書配布。
5/19 議会運営委員会で、総括質疑内容等。
(5/20 民生常任委員会)
5/23 開会 一括上程・提案説明。同意案件6件は表決。
5/26 議案に対する総括質疑。議案等を委員会付託。
5/27 補正予算審査特別委員会で審議。
5/30 補正予算特別委員会 終了後、本会議を開き、表決。
6/1  一般質問(個人)
6/2  一般質問(個人)
6/3  一般質問(個人)
6/6  総務文教常任委員会にて審議。
6/8  産業建設常任委員会にて審議。(6/9予備日)
6/10 最終日 各議案についての委員長報告、表決。

職員定数条例については、適切な時期に現状に合わせた条例の提出が本来だと思います。今日のやりとりでは、少し違和感を覚えましたね。条例に意味がないとしたら、こんなむなしいことはないです。執行部からの提出を待ちたいと思います。

今回も3件の交通事故報告となりました。確かに保険で全額カバーできるのですが、止まっている車にぶつけたりと余りにも、不注意による事故が多すぎる。 誰も責任をとらない制度に問題があるのか、原因は必ずあると思いますね。大事に至るまでに、真剣に内部検討の上、改善が必要と思います。

2011年5月15日日曜日

第2回淡路市議会報告会が各地で!

 昨日、2回目となります淡路市議会「議会報告会」を各地域で開催いたしました。今回は10会場で行います。私(2班)は、江井コミセン(午後)と一宮公民館(夜間)を担当し、所属する民生常任委員会関連の報告を行いました。

2会場で8名の住民の方とゆっくりと懇談出来ました。議会としてはこういう場を常に設けて継続していくことが大事と思います。参加頂きました住民の方には、13件について質問やら意見交換が活発にできましたこと、感謝したします。

午前中は淡路市PTA連合会総会がしづのおだまき館であり、出席してきました。

今年の生徒数は19小学校で2224名、5中学校で1231名ということで、単純に計算しても少子化傾向は一段と進んでおります。数年後には、校区再編も含めた高校問題が課題になるのではと思います。今から議論を積み上げながら、バトンを繋いでいく必要性を感じました。私もいろんな機会を通じて議論していきたいと思います。

2011年4月28日木曜日

復興へかける思いは

 軽々に書くことは難しいのですが、先日からの国会中継を見ていて、何かすっきりしません。確かに未曾有の災害であり、想定外のことと言えばそうなるのですが。

トップリーダーとしての意気込みというか熱を感じることが、総理の言葉からはありませんでした。

総理は、言葉では「復旧でなくて、復興なんだ」と。

しっかりと地域文化を守り、皆さんの生活を。。。。一切、具体的に語られずにTVで見ていた私は失望してしまいました。

今回の被災地の大半は農業、漁業が盛んな地域であり、自然と一緒に生計を立てて、地域社会の中で暮らしてきた地域でないかと思います。地域のつながりを失うことなく、復興に持っていくことは容易なことではありません。

だから、よけいにトップリーダーの言葉が大事で、画面を通じてでも国民一人一人に語る事は希望なんです。

私だけなのかも知れませんが、政治の「意気込み」が感じられないことは、不幸なことです。

2011年4月27日水曜日

PTA総会がありました。

 今日は、石屋小学校の授業参観&PTA総会があります。

いろんな方にご心配やらご迷惑をおかけいたしましたが、4/21の会派代表者会議において、単位PTA会長であれば、問題なしという結論がでました。
淡路市連合PTAの役員に就任しないこと。公務を優先すること。他にも色々。

各校で選び方は違うのでしょうが、岩屋地区では、小中ともPTA会員全員投票でPTA本部役員を選出します。その結果を受けて、3月に議会の方に「PTA会長に選出されました。今回は本部(市連合PTAの役職)はありません」とお伝えしていました。(5番目の末子で小学校は最後です)

私の伝え方が悪かったのか、後日になってから「会派代表者会において説明」をということになり、「議会で認められなかった際には、申し訳ないのですが、副会長のいずれかか就任してください」というお願いも同時にしており、関係者の皆さんには本当にご心痛をおかけいたしました。申し訳ありません。

多分に、私の説明力不足、信頼関係の欠如からの疑心暗鬼からこういう「審議」にかかったと思います。今、自分の置かれている立場を暗示させられた案件ですね。 精進します。

2011年4月26日火曜日

議会報告会(第2回目)を開催します。

 市民の皆さんといろんなことを話し合う場として、「議会報告会」を開催いたします。今回は各旧町毎に2ケ所ということで都合10回開催することとなりました。

5/14 14:00~ 仮屋漁業協同組合    18:30~ 東浦事務所
     14:00~ 江井コミニティセンター  18:30~ 一宮公民館
     18:30~ 育波浦漁業協同組合   18:30~ 岩屋保健センター

5/21 14:00~ 北淡センター        18:30~ 生穂会館
     18:30~ 鵜崎集会所         18:30~ 中田会館

前回は2班編成でしたが、今回は少人数で4班編成とすることとしました。ちなみに私は2班ということとなり、一宮地区2ケ所と中田会館を担当することとなっております。詳細は連休明けに決まります。

以前から議員3人体制で6班を編成し、市内21地区すべてで開催することを要望しておりましたが、一気にはならず、徐々にという感じでしょうかね。
議会報告会という堅い感じでなく、井戸端報告会のようにしたいと思います。

もし、時間が許せば、ご都合の良い会場までよろしくお願いします。


PCの不具合もあり、投稿したのに反映されない状況があったりして、久々の投稿となりましたこと。申し訳ありません。

2011年3月23日水曜日

義援金を1000万円。

 本日、議会最終日で、委員会に付託していました条例案や補正予算案、当初予算案すべて可決いたしました。
                                                                                                                                                                                                                      議員発議の条例や今回の大災害に淡路市として、義援金1000万円を送る事も追加議決いたしました。友好姉妹都市としてつながりのある自治体で2000万円の義援金ということもあり、予備費から1000万円を送ることとなりました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                         個人的には、阪神淡路大震災の時に、全国の皆さんから暖かいご支援を頂いている関係で、1億円を即座に決定して、市民みんなの分を行政が一旦立て替えて送り、その後、市民からの義援金をとり集めたり、補助金をカットしたり。それでも、不足する分は最終的に補正予算すればどうだろうかと議員有志で話し合ったりしていました。
                                                                                                                                                                                                        中々難しいこともあるようで、「そんなにお金があるのだったら」ということで、国からの交付金を減額されると財政が困るし、財政再建途上にある自治体とすればそれも仕方もなく、本日、決定しました。

                                                                                                                                                                                                            被災に遭われました皆様、そのご家族の皆様にお見舞を申し上げると共に、一日も早く復興が叶うことを願うばかりです。  がんばろう!東北。 がんばろう!日本。 がんばろう!淡路市。

予算特別委員会が終了しました。

当初予算(案)は委員会採決では、すべて可決ということになりました。

今日、市長に対する総括質疑が行われたのですが、私ども志民の会からの質問は、

①子ども手当は児童措置費という款であり、生活保護費は生活保護費という款。措置という言葉からは上からの目線や冷たさを感じる。措置という行政言葉を使わないように工夫検討できないだろうか。

②月額4000円という駐車場有料化条例案を可決しながらも、その後、9割減免するとかいう諸説が聞こえてくる。議会がタッチできない規約で、月額定期の方が1日の利用よりも安くなるというような手法は如何なものか。公平性、平等性という「市内統一料金」でなかったか。

③権利と義務の関係で、国保税を例にとれば、現年課税分徴収率91.2% 滞納額分24%という予算の組立であるが、平均74%の徴収ということは、真面目に払う人が1.25倍の保険料を収めることと同じ意味にもなる。現実的には理解するが、不公平感のないような予算編成を目指すべきでないか。民間であれば、事業として成り立たないし、払わないと契約が成立しない。

以上3点について、市長の見解を求めましたが。。。


震災に遭われた4家族が淡路市に避難してきているとの情報を得ました。プライベートな面もあり、詳細については発表できないとのことです。 お役にたてればこんなうれしいことはないですね。

2011年3月21日月曜日

淡路市に集団でどうぞ!

 隣近所の人が集団で疎開することを考えたいと思う。体育館の中、毛布にくるまり大人数のままではきつい。早くゆっくりと安心できるようにと思わずにはいられません。仮設住宅を建てるにしても、恒久住宅を供給するにしても、日数がかかりすぎるのではないだろうかとTVを見ながらつい、考えてしまいます。被災者の方が元の場所に建てることを考えるのか、高台に移りたいのか。本当に難しい問題です。どうしても時間を要すると思います。

関西広域連合としても避難所そのまま受け入れる方向を検討していただいていて、ありがたいことです。個別ということでなく、集団で地域コミニティを分断することなく、高齢者の方にとっても望ましいことですし、住みなれない土地に個別に暮らすことは、精神的にキツイのではないかと思います。

我が淡路市も市営住宅の130戸の提供や生活物資の提供等準備はできつつあります。民間の旅館や民宿を借り上げることも可能なのではないかと思います。又兵庫県の方では、廃校の利用ということで、一宮校を検討している様子も伝わってきています。

 長期滞在には、「仕事」が欠かせません。何もすることなくは無理だと思います。幸い淡路島では、農業や漁業が盛んですから、課題もあるでしょうが、「仕事」をしながら、待つことが可能なのではないかと思います。 出来るだけ自宅のそばにという気持ちは充分にわかりますし、でも、望まれるのであれば、是非、淡路島に来てください。私も出来る限りの事をします。

2011年3月16日水曜日

予算審査特別委員会

平成23年度当初予算審査が本日から始まっております。今日の終了は午後6時。この調子でいけば予備日も含めて4日間かかりそうです。予定していた所までは終わりませんでした。

総括的に細かな質疑は少なく、政策的な面を進めるための布石とも感じられます。ただ、個人的に引っ掛かる点への質疑が長い方もおられることも事実ですね。

今回は予算的にどうということは少ないのですが、方向性の確認と「もっとこうすればどうでしょう」を提案しているのですが、対話が不足しているというか、積み上げが少ないのでしょうか、打ったら響く関係とはいきません。

報告が遅くなりましたが、明石海峡大橋のライトアップ自粛要請ですが、1.17と同様、追悼色に月曜日から変更していただいておりましたが、消灯に変更された様子です。

2011年3月13日日曜日

東日本大震災

未曾有の大災害であり、被災に遭われました方のご冥福、お見舞を心より申し上げます。

3月11日まだ東北地方は寒さも厳しく、平成7年阪神・淡路大震災と重なって感情がこみ上げます。

今、私にできることは何か。じっくりと状況を確認してできることをしたいと思います。


先の震災の時には、火災の発生や断水に対してシュミレーションできていた関係で、私の住む地域は4日間断水しましたが、地震発生の4時間後には、給水活動をすることができました。

超高齢社会を迎えて、「地域として何をすべきか」社協さんと民生委員さん、町内会、ボランティアさんを中心に「地域安全見守り隊」を昨年に結成しました。
まだまだ始まったばかりなのですが、いろんな情報を共有して、2個備えているタンカで足りているのか、有事の際の避難路はどうするか等行政に要請するものもあるのですが、地域で準備できるものはしておこうと月1回話合っております。その後、二つの町内会でも始まりつつあります。

私の住む町内会地域は280世帯。海岸線沿いに長い町内会区域です。先月、みんなで実態調査をしましたが、高齢化率39.5%という驚きの数字がでました。

これは、大阪湾で地震を起こり、津波が予測された時にどうするかという大きすぎる課題に、地域としてどうすればよいのか。わずか20分という時間内に寝たきりの人等を高台まで避難させる計画です。

人を救うのは人しかいない  阪神・淡路大震災で学んだことです。

追悼の意味も込めて、明石海峡大橋のライトアップの自粛を要請いたしました。

2011年3月10日木曜日

補正予算案はすべて可決しました。

 志民の会にとって、初めての会派代表質問でしたが、踏み込むことができずに「検討する」が多かったように思います。私としては、会派の思いをしっかりと背負って提案したつもりでしたが、個人質問と違い、詳細な詰めがしにくくて、明日につながるような答弁は皆無(私の印象)となり、残念でした。

今日、踏み込めなかった詳細な点については、当初予算審査の場において、「何でこんな提案をしているのか」ゆっくり、じっくり質疑していきたいと思います。

質問のへたくそな私が言うのもと思いますが、緑風会の代表質問は不可思議でしたね。通告した質問事項にも入っていないに関わらず、執行部局が答弁できていくこの不思議さ。何かマジックを見ているようでした。ルールを守らないで、質問する議員側もどうかと思いますが、答える執行部もどうかと思いますね。 凛とした議会でありたいものです。

会派代表質問の後、補正予算案の表決に入り、すべて可決されました。

2011年3月6日日曜日

会派代表質問を3月10日に行います。

 昨年から実施しております会派代表質問が3月10日に行われます。

私の所属する「志民の会」は私が代表して行うこととなりました。他に創政会(松本)、緑風会(籾谷) 本年は3会派から質問書が提出されております。(予算議会のみ)
志民の会からの質問事項は以下の通りです。

1.23年度予算 施政方針について
  ・財政指標の年度別目標
  ・少子化対策 (義務教育までの入院医療費の無料化)

2.会派からの予算要望事項の中から3点
  ・学校給食の地産地消 (一次産業の活性化)
  ・アンテナショップの開設 (リーダーづくり&公民協働)
  ・交通政策 (コミバスの特例条文の追加&生活路線バス特別料金の導入の働きかけ)

今日6日から、行政の規制を見直す「規制仕分け」が行われております。(7日まで)時代に合っていない国の規制を見直すとのことです。私どもからも国会議員の方に国において見直しを進めて欲しいと要望している案件もあり、その行方を注目しております。

私ども市議会も会派別に提出している政策や要望を議員18名ですり合わせ、執行部と一緒に実現する方向性も考えるべきでしょうね。どの会派がどんな提案をしたか、どんな回答がきたのかわからないのも不思議と思うのです。市を思う気持ちは一緒なのに。

ひとつひとつを担当常任委員会で十二分に論議し、成案を委員会提案したら良いと思います。これも是非、議会改革の中で実現したいうちのひとつです。

2011年3月3日木曜日

企業誘致に成功!

 生穂地区産業団地にJD上場企業であります「東洋合成工業」(本社:千葉県市川市)さんが、兵庫県企業庁との契約を済ませたことの発表がありました。

西日本での生産拠点として進出が決定いたしました。工業用水の確保等色々な課題もあったように聞いておりましたが、粘り強く交渉にあたられた市長を始めとする関係者の熱意が決定づけたのだと思います。

新工場は、平成24年10月可動予定で、約80人の方が働くとのことですから、すべてを新規募集とはならないでしょうが、雇用の場がつくれたことは、本当にうれしく思います。

(これで島外からは、4社目となります)

2011年2月27日日曜日

視察についての報告(議会運営委員会)

 2/2~3にかけて行きました視察研修報告を後日しますといいながら未だこの日記に記載していませんでした。議会に提出しました私の研修報告書の中から、淡路市議会へ検討提案分のみ書かせていただきます。

会派制度の充実:会派制が充実していれば、他市のように無会派はいないのが現実。淡路市議会のように18名中6名が無会派という現状を考えると会派制度について、再度議論を深める必要がある。

総括質疑のあり方:初日のあり方を見直し、市長からの議案上程、提案説明。総括質疑はその場で行い、通告制によらないことを提案する。委員会審議でも総括質疑の場は確保されている。あくまで、市長の考え方等大筋な部分とし、細部の点は委員会審議で行えば可能である。通告制を取るから、細部に渡るのでないか。総括質疑後、委員会に付託。2日間を要する議会運営を1日で。

議会情報の公開:議会情報の発信については、不十分である。広報誌も大事であるが、もっとスピード感が必要であり、HPを最大限活用すべきである。ネット環境にない住民もいますので、主要な場所に議会情報を貼り出す等検討が必要。議会に寄せられた意見や苦情についてもその対応策までを公表することが住民との信頼関係構築に不可欠でないだろうか。議会報告会の目的をしっかりと共有し、住民とキャッチボールする形へ。

議決結果の公表:議決機関である議会が議決結果を広報にも載せないことに疑問。確かに簡易表決は多少を判定するのであるが、市民には、誰が賛成で、誰が反対かわからない。従前より提案しているが協議不十分。議事録にも記載されないことを補完する必要があり、検討すべき。

委員会条例の改正:議員18名で3常任員会では余りにも少人数審議。2常任委員会への改正を図るべきと考える。もしくは、複数の委員会所属が可能となるよう条例改正を早急に。

議会モニター制度の導入:議長の諮問機関として、モニター制度の導入を図り、市民目線の確保や議会にもっと気軽に意見が言えたり、要望提出したりできる環境整備が不可欠です。市民の意見を聴き、議会として意見調整の上、各地でフィードバックしながら懇談会を重ねることが重要。住民から見れば議会を何をしているかわからないという意見が大半である。執行部同様、議会も諮問機関を設け、市民の方に委嘱することが必要。議会が市民に近づく努力は待った無しであると考えます。

2011年2月26日土曜日

反省とは自発的にするべきもの。

 私自身、議員活動や日々の暮らしの中で、反省することが多々あります。

ある本で「自己を責めて、人を責めない」という真理に出会いました。深~く考えさせられる言葉です。

本来、反省とは、その人の本心良心に照らして、反映して、熟考する心意であり、厳密に言えば、どこまでも自発的になされるべきであって、決して他発的ではないということになります。気づいてもらえるよう第三者から促すことはあっても、決して強要してはならないという真理でしょうね。


「市民の声を届ける」「是々非々」等市民との約束(公約)を実践すべく、議員として、私はこう思い、こう考え、提案する。 執行部として、その提案をどう考えるか。単純にはそれだけのことです。
意見を言えば、提案すれば、強要と感じる職員の方も一部見受けられ、そんなことのないような提案の仕方を心したいと思います。

3月(予算)議会が始まります。

 3/1から予算議会がはじまるのですが、初めての試みとして、10時の本会議開会前に9時30分から「議場コンサート (琴)」があります。急なお願いを申し上げました所、大歳久美子さん(大町)から出演OKとの返事を頂き、昨日の議会運営委員会で正式に決定いたしました。

先月の研修先でも「議場コンサート」を開催しており、ボランティア出演にも関わらず、好評で毎回抽選しているような状況でした。淡路市議会も早速にこの3月議会から取り入れようとの蓮池議長のリーダーシップにより、実現します。

また議会初日には、平成23年度予算に関する門市長の施政方針演説、条例改正、予算案等提案されます。 たくさんのご来場をお待ち申し上げます。

3/1 開会 施政方針演説 議案の提案説明
3/2 総括質疑  議案を委員会へ付託
3/3 総務文教常任委員会
3/4 民生常任委員会
3/7 産業建設常任委員会
3/8、9 補正予算審査特別委員会
3/10 会派代表質問 ・志民の会(田中)・創政会(松本)・緑風会(籾谷)
3/14 一般質問(個人)・鎌塚 ・佐藤 ・土井 ・岬 ・西濱
3/15 一般質問(個人)・竹中 ・新阜 ・奥野
3/16、17、18、22 予算審査特別委員会
3/23 予算審査特別委員会 市長に対する総括質疑
3/24 常任委員会(予備日)
3/25 各委員長報告 質疑 討論 表決   閉会

2011年2月21日月曜日

住民の視点で

 昨日、議会改革特別委員会で、鳴門市議会の「議会基本条例」公開公聴会に参加してきました。山梨大の江藤先生を招いての「住民自治の進展と議会基本条例について」基調講演があり、その後、公述人として、江藤先生へ鳴門市議からの質疑がありました。

条例制定をめぐって賛成12、反対10という背景が影響していたのでしょうが、市議から公述人への質疑は、賛成される方も反対される方も自己の意見を述べることに終始し、質疑は付け足しとの感想を正直持ちました。江藤先生も怒られて「帰ります」と言っていましたものね。私の後に居られた市民の方からは、「恥ずかしいね」って声。

我が市議会では、昨年には、基本条例に先がけての「議会報告会」を開催しました。アンケートからは「続けなさい」という意見。
何の目的で開いたかどうかは、各会場での住民からの質問や疑問、意見に対して今後「議会としてどういう判断をするか」各議員の動向を見ればわかるのではないかと思います。ひとつ例をあげれば義烏市への視察予算については、住民からは厳しい意見がほとんどでしたが。
未だ提示されていませんが、当初予算に再度、計上するとのこと。

基本条例が無くても議会報告会は可能なのですが、淡路市議会としては、しっかりと議論を重ねて「議会基本条例」を策定しようと、特別委員会で協議を続けております。
具体は未だ未だ煮詰まっておりませんが、条例の柱となる理念が大事で、淡路市議会は住民自治を進める市議会となるのか、単なる執行部の追認機関となるのか 丁々発止 その都度、住民の皆さんと意見交換しながら、私は進めていきたいと思います。

2011年2月8日火曜日

大型風力発電の現地調査を行いました。

 本日、民生常任委員会で、南あわじ市にある風力発電施設の現地調査と関西電力が計画しています北淡路丘陵部の現地調査を行いました。                                                                                                                                                                                                     委員の皆さんもその施設の大きさや民家近くに建設されることに懸念を持った感じでした。今日は風が弱かったのですが、もう少し吹けば音がどうなるか気になる所でして、各自が風の強い日に改めて視察にいかれることでしょう。(プロペラの影は見ることができました) そもそも調整運転しないと環境基準をクリアできない計画に無理はないでしょうかね。関西電力さん側も「見直すべきは見直す」姿勢が求められているように感じます。                                                                                                                                                                                                                                                   その後、庁舎に戻り、請願書の審査を行い、否決でなく再び「継続審査」となりました。委員会としては、3月議会に継続審査の申出を行う予定です。                                                                                                                                                                                                                                         地球温暖化とその原因は人間が排出する二酸化炭素とのこと。本当かどうか。ゴア副大統領のDVDも見ました。でも何か、知識ではそうなのかもしれないんですが、感覚的には、氷河期の前ぶれではないだろうかとも思ったり。何かうまく乗せられて、知らない所で誰かが何かのためにプロパガンダしている。そんな気もするのです。                                                                                                                                                                                        そういえば、最近、やたらと原子力発電はCO2を出さないクリーンエネルギーとの広告が目立ちます。確かに発電時にはCO2は出さない。それは間違いありません。ウランの採掘、精練、そして極めて長期間の廃棄物管理を必要とし、事故があれば放射能汚染で壊滅的になってしまう。チェルノブイリ事故は忘れ去られてしまったかの感がします。どうしてそんな原子力発電が「環境にやさしい」のでしょうか。                                                                                                                                                                                                                                                                      以前に「松下政経塾」を聴講させて頂いた際、日本全国各家庭に1枚の太陽光パネルを設置できれば、日本にある原子力発電所はいらない(計算上)ことを知りました。その後、家を新築した際、48枚のパネルをつけました。(反対運動だけでは、必要な電力を賄うことができない)私としては、本当にささやかな原子力発電への反対運動の一環です。                                                                                                                                                                                    今回の風力発電計画も未来に禍根を残すことのないように慎重に見守りたいと思います。

2011年2月6日日曜日

「疎い」でスタートしたのは残念。

 うさぎは登りは得意で、下りは苦手と聞いており、今年はすこしづつでも登れとの国民の期待を裏切る首相の「疎い」発言。
国民の多くは「あれ、何?」「あんなん首相でええん?」って思ったに違いありません。後からいくら「言い訳」しても、みっともない。よくもあんな見識で財務大臣やら重要閣僚を勤めてきたもんだと不思議でなりませんね。周囲も知っていたはずです。このままでは、いつか国益を損なうと。

自分が死んでも国民を助けようとする日本のリーダーとしての覚悟がないのか。余りにも不用意ですよね。危機管理がなっていませんよ。弛んでますよ。小沢がどうやとか内紛、ポスト争いにうつつをぬかしていたんでしょうね。
日本のリーダーたる首相は誰が良いのか。国会議員さん全員が、自身に問うて欲しいです。

今年の漢字は早々と「疎」に決定することのないよう、政府には「安」「躍」「輝」「活」「繁」「光」そんな漢字になるようお願いしたいと思いますし、私もいろんな提案や活動を通じて頑張ります。


2日から3日にかけて、議会運営研修で野洲市等へ行ってまいりました。個人的には、議会基本条例の関係とか会派制度(現行)の検証や広報公聴のあり方等の課題で臨みました。研修の内容につきましては、後日、改めて報告させていただきます。

2011年1月29日土曜日

エコキャップ運動

 ペットボトルの蓋の部分を集めて、再利用。途上国の子どもに蓋800個でワクチン一人分になるとのこと。今、こうしたエコキャップ運動が各地に広がっている様子です。私の町内会でも資源ゴミの日に集めております。

集めたキャップを淡路市社会福祉協議会へ持って行くのですが、社協は再生工場まで送らなくてはなりません。運動そのものは有意義なことなんです。ただ、みんなで集めたキャップによるワクチン代よりも送料の方が高くついていないだろうかと私は心配しますね。

この辺りがリサイクル運動の弱点ですね。善意で集まったものを粗末にすることはできませんから、かえってそれ以上の支出をともなってしまうことは多々リサイクルという何か美化されすぎた世界では起こりうることですね。

リサイクルは持続可能な形にしないと長続きしないと思います。
例えばペットボトルでいえば、製造販売している企業が協同して回収にあたるべきですよ。便利には違いない。軽いしね。落としても割れないし。
紙パックもそうでしたが、ペットボトルは、衣服にリサイクルできますよ。って一気に広まったんではないでしょうか。これだけ大量に出回り、回収しているに関わらず、ペットボトル再生衣服とほとんど出合うことはありません。私も作業着の1着だけです。

月1回の資源ゴミ回収の時は、いつもながら、その量の多さにびっくりするのですが、それでもすべてが回収できている訳はなく、ごみ袋に入れられて焼却場に行くペットボトルもあるでしょうし、海や山、川に捨てられることもあるのではないでしょうか?焼却すれば、炉を傷めることで、修理費(皆さんの税金)がかさみますし、捨てられれば永久に自然界に還らない素材です。便利さ、手軽さの象徴と思うこのペットボトル。ほんとに厄介なモノです。

このままの状態を100年も放置すれば、海、山、川はペットボトルで埋まってしまうのではないかと思いますね。海岸の漂着ゴミ、すごいですよ。(最終的には自治体のお金で処理せんとあかん)

リサイクルについて、取り組む前に、学校現場でもしっかりと教えないといけないのでは。。。とエコキャップ運動をしつつも、気になってしまいます。

2011年1月26日水曜日

淡路産たまねぎを!

 地産地消と言われながら、価格の問題であったり、納品ボリュームの問題があったりするんでしょうが、地元産の食材だけで学校給食を賄うことが難しい様子です。

米については、兵庫県産から淡路産(山田地区)となり、当然ミルクも淡路産。後どうしてもこだわりたいのが「玉ねぎ」&「魚」なのですが、いろんな角度から検討して欲しいと思っています。

一定量の確保や納品が難しい魚類であっても、行政からボールを投げかけてみることが大事だと思うんですね。一定量の納品をするためには、どうすれば可能なのか。最初から「難しい」では前に進みません。一定量の出荷が可能になるということは違う場面でのビジネスチャンスにもつながっていくと思います。 地場産業の育成にもつながっていくんですね。1+1=∞となるようなことを仕掛けていくことが大事と思うんやけど。

こだわらなくても良い部分とどうしてもこだわらなアカン部分があると思います。違う言葉で言えば不易と流行ですね。淡路としての根幹はしっかりとせなアカンですね。地元を愛さない所にお客さんは魅力を感じないのではないんでしょうかね。

人と関わらないで便利さ、手軽さ、価格だけの追求で世の中、だんだん不幸せの方向に行っている気がするのです。

淡路島で子どもを育てながら、地元にある日本一の玉ねぎや魚類を食べささないことに違和感を覚えます。よその玉ねぎとの価格差は地場産業育成費あるいは情報PR費として計上すれば良いのではないでしょうかね?
「うちの給食は、日本一」ってダメでしょうか。

洲本市議会へ訪問

 今日は、午前中に全員協議会、その後議会改革特別委員会を開催、昼食を挟んで午後より、隣の洲本市議会さんへおじゃましました。

淡路市議会では、市民により開かれた議会を目指して、「議会基本条例」を制定しようと昨年から取り組んでおります。条例に先がけて昨年度には、初めての試みとして「議会報告会」を開催しました。

洲本市さんの条例制定までの流れや経緯をお聞きしながら、参考にさせていただく所は取り入れさせてもらって「条例の起案」に取り掛かりたいと思います。

議員とは何ぞや。その辺りでの共通認識をいかに形成するか。もっと審議を深める工夫はないか。
市長等の反問権は必要であるが、行政のプロからの逆質問に議員がしっかりと答えれるのか。
議員間討議をいかに活発に取り入れるか。広報公聴のあり方はどうすればよいだろうか。
そもそも会派とは何ぞや。ポスト争いだけの会派になっていないか。政策研究のためには。。。。。。。数え上げればキリがない位、あります。

いくら条例に立派なことを書いたとしても、実践するのは議員ですから、ひとつひとつの積み上げや議論を丁寧にすることが大事だと感じています。そして何よりも大事なことは、市民にとっての視点でないかと思いますね。目的には、しっかりと掲げたいと思います。

2011年1月22日土曜日

青色防犯パトロールカー

 2004年度から道路運送車輌法の改正により、回転灯を付けて走ることが地域の防犯組織等にも認められるようになり、淡路島内でも17台が登録されています。

神戸新聞の調べでは、青パト車は県下571台が許可を受け、防犯活動として、青パト車を2人乗車で週1回以上動いているとのことらしいのですが、私の実感では、淡路島内で青パト車を見かけることが最近、めっきり減ったような気がしますね。
警察の赤パト車は逆に頻繁に見かけます。今のように赤パト車の方が抑止力としては、喜ばしいことなのですが、青パト車の活用がうまく進んでいない現状があるとするなら、再検討する必要がありますね。
この青パト車、地域で1台としか許可受けられないと以前に聞いたことがあります。乗車する人も講習が必要ですし、運行許可受けるまで大変な思いでスタートしたと思います。地域内で、ボランティアがいないのか、高齢化が原因なのか、ガソリン代等の経費が捻出できないでいるのか、いずれにしても「活用する」ことが大事ですね。

2月18日午後2時から淡路建設会館において「地域の安全は地域で守ろう~犯罪心理学の観点から~」という地域防犯の講習会もありますので、関心のある方はご参加頂ければと思います。

2011年1月13日木曜日

防犯灯がLEDに変わっていく

 淡路市では、昨年度に防犯灯予算を3倍増にして、各地区各町内会さんからの要望のあがった箇所をLED照明で、3基づつ設置しましたが、非常に好評を得ています。

順次、器具の交換箇所からLEDに切り替えて行きたい所なのですが、まだまだ機器が高くてすべてにとはならない様子です。
W数が少なくても十分に明るいことから、今後は40W蛍光灯から20W以下LEDが主流になるのではないかと思いますね。公衆街灯として割安な料金設定ですが、1基約350円程度毎月かかります。防犯灯は設置したい。でも維持管理費が町内会としては本当に馬鹿にならないんです(私の住んでいる町内会では年間25万円程度)
このW数を下げることにより、電気料金を下げることとなりますので、地域の防犯対策を進める上ではありがたいことです。

特に本年度には電力会社がLED照明を使った防犯灯を優遇する料金体系になる見込みで、一層のLED化が進むものと思います。すべてをLEDに変えることを決定している自治体(横浜市等)もでてきました。淡路市でも今後の取替交換の際からは取り組んでいくべきかと考えます。

新年度予算には街灯設置費予算がどれくらい増額されるか、要望していきたいと思います。

2011年1月6日木曜日

新春賀詞交歓会の開催

午前中には、淡路市商工会、淡路市、淡路市議会の共催による賀詞交歓会が津名ハイツにおいて盛大に行われました。商工会はもちろんですが、漁協さん、農協さん、町内会さん、社協さん等いろんな団体の方々が一同に会して行われる画期的なものと思います。90分あまりで、すべての方との懇談とはいきませんが、出来るだけ皆さんの所へ挨拶に回りました。新春の挨拶は清々しくて気持ちの良いものですね。

その後、サロンほっとほっとに顔を出し、新年の挨拶をさせていただき、地元のことを中心に話をさせていただきました。
今日のサロンは折り紙で正月用の飾りを作成とのことで、折り紙を一緒にしようとしたのですが、難しくて。。。。子どもの頃に折り紙をした経験がなかったのかと思うほどでしたね。

みなさんの元気な(-^〇^-)を見て、ほっとしました。時間が許す限り、いろんな所へ顔を出して、いろんな話を聞かせていただきたいと思います。

2011年1月1日土曜日

明けましておめでとうございます。

 平成23年の元旦を迎えました。 本年もどうぞ、よろしくご指導の程お願い申し上げます。

本年には、地方自治法の改正が予定されており、長年全国議長会から要望をあげておりました「議会の招集権を議長に与える」ことがほぼ確実となりました。

現在の法律では、首長にしか「議会の招集権」はありませんでした。議会側は議長や1/4以上の議員から臨時会の開催を20日以内に開くよう首長に請求するだけで、首長がそれに従わなかったとしても、罰則もない状態で、先の阿久根市長のような問題が起こる訳です。都合の悪いことは「暇がない」等理由をつけて専決することが可能でした。議会が専決を認めなかったとしても問題なしでした。


今回の自治法改正で、専決したとしてもその後の議会で不承認となった場合には、実質的に無効となるよう補正予算案や条例改正の再提出を義務付けることとなります。

本当に大事な根っこの部分の話なのですが、私自身が議長していたのは平成12年ですから、10年以上前から、本当に長い要望がやっと実現しました。当たり前のことのひとつが解決できました。