2011年11月9日水曜日

ふるさと納税に工夫を

 8日、総務文教常任委員会として閉会中の事務調査を行いました。
①ふるさと納税(寄付金)活用事業について(平成23年度)
 ・町内会等の地域づくりに 273万円
 ・ふるさと景観整備(竹やぶ撃退、桜の植樹)に 450万円
 ・小学校扇風機設置に240万円(小1) 後3年かけて全教室に整備4370万円
です。昨年には社会科副読本に375万円、LED照明整備に76万円等も実施しております。
後、特定寄付ですが、津名図書館に30万円。大学&専門学校に230万円。
ふるさと納税としての実績はH20 455件、2917万円。H21 370件、1287万円。H22 780件 2810万円。

淡路市ファンの皆さんの応援によって「こんなことに使ってください」がふるさと納税制度であり、もっと具体的な項目を選択できるようにすることが必要ではないかと質しました。以前から提案している「市民税の使途を希望できる」制度が実現するまでは、淡路市民であっても、淡路市への「ふるさと納税制度」を活用するしか仕方ないかもしれません。自分たちで自分たちの地域をつくっていく。地域課題も含め、もっと具体的な選択肢が拡がることを願って止みません。

②交通政策について
淡路市の補助金投入10路線について報告がありました(現在は6路線)。住民主体の長澤ミニバス&岩屋コミバスについての現況と課題。山田地区で交通空白対策として、協議が進められておりデマンドタクシーを模索中です。課題は、安定的な運行に欠かせない事務局体制の問題や赤字補填方法、法人化等がまだまだ検討する余地がありそうですが、地域課題克服に向けて進んで欲しいと思っております。

③花博跡地の利用について  
今年から合特債を使って2年間で土地開発公社から買い戻すのですが、まず、病院誘致(2.1ha)部分は、無償貸与でコンペを実施、1月頃には審査が終わり、運営する病院が決定します。救急医療は当然のことながら、産婦人科の開設ができるものと期待しております。
今後の土地利用計画については、2ha以上の区画で分譲をしていくとのことの報告がありました。
ポテンシャルの高い土地であり、まずコンセプトをしっかりすることが重要であり、分譲とはいえ、基本コンセプトに合致しないものはいけないということでは、委員全員の合意は得られました。
病院誘致が決定し、質の高い住宅地、商業地。交流人口を増やす交通ターミナル基地とするかどうかは検討中とのことです。しっかりと中間報告も受けながら、一緒に検討していきます。

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