2011年2月21日月曜日

住民の視点で

 昨日、議会改革特別委員会で、鳴門市議会の「議会基本条例」公開公聴会に参加してきました。山梨大の江藤先生を招いての「住民自治の進展と議会基本条例について」基調講演があり、その後、公述人として、江藤先生へ鳴門市議からの質疑がありました。

条例制定をめぐって賛成12、反対10という背景が影響していたのでしょうが、市議から公述人への質疑は、賛成される方も反対される方も自己の意見を述べることに終始し、質疑は付け足しとの感想を正直持ちました。江藤先生も怒られて「帰ります」と言っていましたものね。私の後に居られた市民の方からは、「恥ずかしいね」って声。

我が市議会では、昨年には、基本条例に先がけての「議会報告会」を開催しました。アンケートからは「続けなさい」という意見。
何の目的で開いたかどうかは、各会場での住民からの質問や疑問、意見に対して今後「議会としてどういう判断をするか」各議員の動向を見ればわかるのではないかと思います。ひとつ例をあげれば義烏市への視察予算については、住民からは厳しい意見がほとんどでしたが。
未だ提示されていませんが、当初予算に再度、計上するとのこと。

基本条例が無くても議会報告会は可能なのですが、淡路市議会としては、しっかりと議論を重ねて「議会基本条例」を策定しようと、特別委員会で協議を続けております。
具体は未だ未だ煮詰まっておりませんが、条例の柱となる理念が大事で、淡路市議会は住民自治を進める市議会となるのか、単なる執行部の追認機関となるのか 丁々発止 その都度、住民の皆さんと意見交換しながら、私は進めていきたいと思います。

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