今回の補正予算案には、企業誘致推進費として 中国 義烏市への視察団派遣事業補助金200万円が組み込まれております。パートナーシップ提携に向けての一歩との説明を受けましたが、義烏市の日本事務所はもう既に大阪市と決定されている中、大視察団を組んで「商品博覧会」にいくこととパトナーシップ提携との関連性が非常に低く、淡路市が義烏市とのパートナーシップ提携によって、何を提案し、何を望んでいるのか、中身の議論を議会とするべきです。
先般の総括質疑の中で義烏市とのパートナーシップ提携の目的は「企業誘致ではない」ということが市長答弁で明らかになりました。
「商品博覧会」への招待状が届いたことと、視察団を編成することとは次元の違う話であります。又公務といいながら、その4日間の研修日程(案)からは公務かどうかの判断も難しく、職員4名には全額公費での予算計上をし、招待状が届いた議長、その他随行者には半額補助という積算根拠にも疑念があります。
この際、企業誘致推進費としての予算計上は一旦白紙に戻すべきものと考えます。
よって、200万円を財政調整基金に積み、執行部より、予算の再提出を求めるものであります。
まあ、こういうような内容を提案しましたけれど、採決の結果は6:11で否決されました。賛成した議員は、私(提出者)と太田(賛同者)、西濱(賛同者)、佐藤、鎌塚、奥野の6名でした。
白紙に戻し、議論を尽くした中で、改めて提出してはって言っても強行突破。博覧会は年に4回あるのに、何故、この10/20~10/23の日程しかあかんのか、最後までわかりませんでした。
賛成しなかった議員の思惑はわかりませんが、採決後に「田中くんのいう通りやけどな」と起立しなかった議員さんは数名いましたね。
「これ、賛成してよ」って議員さん方に、お願いしないことも否決になった要因かも知れませんね。私が意固地なのかもですが、「頼まれたら賛成」という議員の姿を認めることに違和感があり、私には到底できません。
他市とのパートナーシップ提携の話。ましてや中国。何の議論もせんまま、目的も曖昧なままであっても、大視察団を編成して予算を出して行くことに「議会」はお墨付きを与えてしまいました。
今日、新たに明らかになったことは、カリヨンに義烏関連企業を持ってくると部長が答弁。前へ進むことがいけないといっていないのです。議論しましょうよ、その上で、視察団派遣ということがベストであるならば、その方向が決まってからでいいのではないでしょうか?フライングしたら、再度スタート地点に戻るんですよ!フライングのまま走ることはルール上ありえません。
職員さんが随行するのは100%税金使うよ。当然でしょ(仕事だから)。議長さんや市民の方は公務でも半額で充分や。そういう提案がなされ、議会が同意したということです。
執行部と議会が淡路市の方向性についても議論せんでもよいということになり、議会不用を議員自らが決定した日となりました。 そう感じていないのでしょうね。議会改革やるんやと言っていた人は、役職に付き、本当に議会改革をしました (悪い方向への)
「え、うそでしょ~」 疑いましたが、これが現実です。
私としては、非常に悲しい日となりました。こんな報告ばかりですみません。(そんな暗い話ばかり毎日書けなくて少しお休みしていたのですが今日は書かせていただきました)
0 件のコメント:
コメントを投稿