26日間の会期で開かれました第43回定例会が28日閉会しました。
24議案、2意見書の内、賛否が分かれたのは7議案と1意見書。討論を経て、表決(賛否・起立採決)となるのですが、賛成討論4 反対討論11。非常に活発であったと思います。24議案はすべて原案のとおり可決。2意見書については1つは全会一致。もう1つは賛成少数となりました。
複数の賛成・反対の討論があったのは、補正予算(3号)。田中(反対)出雲(賛成)竹中(反対)佐藤(反対)。表決の結果、11:6で原案のとおり可決しました。
4つの反対討論で述べられた意見
・商工業振興費 地域活性化ふれあい商品券事業補助金の2000万円。
プレミアム分100%補助 → 公平性、効果、手法に疑問。むしろ空き店舗対策や若者の起業促進に。
・財産管理費 庁舎等工事請負費の120万円。
廃校となった洲本実業東浦校(AIEに譲渡済)内の一室を公費100%で整備。記念の品を展示、OBが集える場所へ。 → 公費支出として正しいか。卒業生からの要望があれば、100%公費で 整備することは、先例となり、今回のみとならない。本来、OB会と跡地利用される方との協議であるべき。
・ふるさとづくり推進費 ふるさとづくり補助金の174.3万円。
AIEの校舎内整備に使うとのこと → AIE関係者からのふるさと納税額のふるさと宅配便を除いた額をふるさとづくり補助金として使うことは、市として何の収入にもならない。
・災害対策事業費 の143万円
旧津名法務局を災害配備体制時に、長期対応を可能とする宿泊施設整備 → 近隣にも津名ハイツ、町内会館等があり、あるものを活用することで可能であり、不要。
・農業体験施設管理運営費(パルシェ) 株式会社出資金9995万円。
株式会社(第3セクター)移行に伴う出資金 → (よくわからなかったので割愛します)
議会としての意見書提出につきましては、
一、「自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書」
全会一致で可決しました。
二、「国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書」
6:11で否決されました。
今まで45%であった国庫負担金が1984年38.5%となり、国保加入者において構造が変化している(現役世代の減少)中、国の負担金を少しでも上げてもらうことで、若干でも国保税の軽減化へとした内容でしたが、否決となりました。全く不可思議。反対された議員さんの反対討論もなく、意味がわかりませんね。 まさか、私も含め、提出者の問題? それらしき声も聞こえてきたのですが。
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