議会改革の進み具合ですが、議会運営委員会で原案、議員間の検討を終えて、この3月議会に提案していきます。
どんな議会運営をしていくのかを定めた「議会の憲法」である議会基本条例につきましては、市民の皆さんからのパブリックコメントや議会報告会での意見聴衆というプロセスを踏んで、6月議会に提出する予定で進んでおります。(議会改革特別委員会の所管)
その議会基本条例に盛り込んだ項目との整合性を持たせる為、議会運営委員会で、新規条例の作成や条例案の改正、規則等の改正等準備をしていきます。
この基本条例案では、織り込まれませんでしたけれども、「通年議会」に向けて研究を進めていこうとしております。実施している議会は未だ全国に数例しかありませんが、数年前から実施している長野県小布施町、軽井沢町には、運営上での実話を伺いたいと思っています。
通年議会って聞き慣れないと思いますが、イメージとしたら「いつでも、本会議が開ける議会」。
今は3月(予算)、6月、9月(決算)、12月の年4回の定例会となっています。それ以外の期間に議決を要する場合には、臨時議会を開催したり、市長が専決処分を行っているのが現状です。
通年議会は、閉会中という期間を無くすということ。
議会が主導的・機動的に活動できる制度により、チェック機能のより充実強化を図って、災害時の緊急対応や突発的な行政課題に、いつでも議会を開けることが重要として、市長から3月(1月)に招集。議会が翌年2月(12月)までの会期を決定し、議長の判断により、休会と再開を繰り返して行きます。
年間を通じて、平日は毎日会期中となることから、拘束されることと、「招集する暇がない」理由で行われていた専決処分ができなくなることが欠点として一般的にはあげられております。
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