今日は、産業厚生常任委員会の研修で、三木市にあります県広域防災センターと明石市にあります県栽培漁業センターへ行ってまいりました。
地区の防災計画づくりが可能となり、来年度から自主防災組織を立ち上げようと計画しておりますが、消防団と自主防災組織との棲み分けを明確にすることがポイントかも知れません。私の住む地区は海岸に面しており、津波対策、特に避難路整備が課題となっており、行政、町内会、自主防で避難路づくりを進めていきたいと思います。
いずれにしても「地域のことは地域が守る」には、人づくり。
人を救うにはやっぱり人ですし、リーダーづくりが急務です。防災リーダー講習(公費補助あり)もやっておりますが、淡路からは少ないとのことでした。子どもの命を預かる学校、保育所等で、防災リーダー講習等受けているのか、とても気になりました。
2015年6月15日月曜日
2015年6月5日金曜日
新火葬場問題。(請願について反対討論)
新火葬場問題で、いろんなチラシ等が出回っております。地域住民の心情は理解しつつも私は、請願採択には反対をしました。以下に反対した際の討論を掲載しておきます。
この請願につきまして「反対」の立場で討論を行います。
私は、新火葬場建設は喫緊の課題であり、その適地等を検討することは必要なことと思っております。できれば財政負担の少ない合併特例債を活用して整備していこうということは、執行部局のみならず、議員も思いは共有していたはずであります。
私自身も「この場所はどうだろうか」とか、市民の方からの直接的な提案も頂いたり、(旧津名町で2ケ所。旧淡路町で2ケ所。旧北淡町で2ケ所)その都度、担当部局には伝えて参りました。
ただ、あの辺りはどうかという町内会同意を得るまでということでなく、ごく浅いレベルの話でありました。他の同僚議員も同様に適地を探し、執行部局に伝えていたのではないかと思います。
担当部局内、あるいは市長まで協議したかどうかは定かではありませんが、費用の問題、道路事情であったり、時間の問題、様々な角度から検討した結果、今回の候補地となったと説明を受けました。
住民が何故に話し合う場がないまま、ましてや町内会長さん達が請願に至ったかを考えます時、執行部の進め方を今一度、検証する必要があると思います。
何点かだけ申し上げますが、あさひ町内会から行政に火葬場としての活用を申し出たかのようにとられても仕方がない 担当部局が作成した文書の存在であります。太陽光発電用地としての活用を図りたいとの相談が、「火葬場として検討してくれ」との行政からのお願いに町内会が悩んで悩んで、当初から反対であったあさひ町内会内に立地している「ごみ焼却場」の一日も早い撤去が実現でき、地域活性化につながるのならばと引受同意に至ったにも係らず、さも、当該あさひ町内会が誘致したようにとられたことは、地域の方に多くの誤解を与えました。担当部局はしっかりと反省をしなければならないと思いますし、予算計上の前日に行われました町内会長さんからの呼びかけで実現しました説明会において、その会場で伝えられたご意見も一切、伝えられることなく ある意味、封印したと とられても仕方がない進め方に理解を得るどころか、逆に「怒り」を与えてしまったのではないかと私は感じます。
さて、現状の火葬場施設は
津名はS47年、北淡はS50年。東浦はS53年の火葬場建設であり、煙突から黒煙がもくもくと上がる旧式の施設であります。40数年経過し、老朽化が一段と進み、補修しつつ動かしておりますが、炉が故障しても交換部品がないのが現状であります。
喫緊の課題として、議会も最新の火葬場の視察、研修も所管委員会で数年前より行なってまいりました。
私は、お亡くなりになった市民の方を出来る限り、清潔 厳粛な施設で、お送りできれば そのためには、一日も早い新火葬場建設をと考えております。
かといって
近隣住民、隣接町内会さんのご理解が得られない場合には、法的に問題がなかったとしても、強行に建設すべきとは思いません。今回、請願者であります町内会長さんの危惧されるご意見も当然、参考にしなければならないと思いますし、他地域の多くの市民の方からの「新火葬場建設」について伺っているご意見も参考にさせていただきたいと思います。
今回の請願
冒頭に申し上げました「反対」か「賛成」か だけでいいのか。
この点が、私の一番危惧する所であります。
町内会の皆さんの意見、意向を受けて、代表して町内会長さんが提出された非常に重い請願であります。止むに止めれず提出された思いも理解するものでありますが、あくまで請願は採択するか不採択とするかだけであります。私が心配しているのは、この請願を採択するということになれば「先例」となり、今後、火葬場建設がどの地になろうとも、同様に反対の請願が提出されたとしたら、先例にならい、採択していくことが予測されます。
新火葬場建設は、一歩も前に進まなくなる恐れが多分にあるということであります。
議会は、「一旦白紙。全地域を対象として一からの仕切り直しをする」決議を可決しております。
今回の反省点を議会としてもしっかりと検証しながら、新火葬場建設に取り組んでいくことが求められていると思います。
「反対」か「賛成」か 落としどころもない、話し合う余地が全くない請願という手法である以上、この請願には賛成することができません。このことは請願者の皆様には、是非、ご理解をお願いしたいと思います。 以上「反対」の討論といたします。
この請願につきまして「反対」の立場で討論を行います。
私は、新火葬場建設は喫緊の課題であり、その適地等を検討することは必要なことと思っております。できれば財政負担の少ない合併特例債を活用して整備していこうということは、執行部局のみならず、議員も思いは共有していたはずであります。
私自身も「この場所はどうだろうか」とか、市民の方からの直接的な提案も頂いたり、(旧津名町で2ケ所。旧淡路町で2ケ所。旧北淡町で2ケ所)その都度、担当部局には伝えて参りました。
ただ、あの辺りはどうかという町内会同意を得るまでということでなく、ごく浅いレベルの話でありました。他の同僚議員も同様に適地を探し、執行部局に伝えていたのではないかと思います。
担当部局内、あるいは市長まで協議したかどうかは定かではありませんが、費用の問題、道路事情であったり、時間の問題、様々な角度から検討した結果、今回の候補地となったと説明を受けました。
住民が何故に話し合う場がないまま、ましてや町内会長さん達が請願に至ったかを考えます時、執行部の進め方を今一度、検証する必要があると思います。
何点かだけ申し上げますが、あさひ町内会から行政に火葬場としての活用を申し出たかのようにとられても仕方がない 担当部局が作成した文書の存在であります。太陽光発電用地としての活用を図りたいとの相談が、「火葬場として検討してくれ」との行政からのお願いに町内会が悩んで悩んで、当初から反対であったあさひ町内会内に立地している「ごみ焼却場」の一日も早い撤去が実現でき、地域活性化につながるのならばと引受同意に至ったにも係らず、さも、当該あさひ町内会が誘致したようにとられたことは、地域の方に多くの誤解を与えました。担当部局はしっかりと反省をしなければならないと思いますし、予算計上の前日に行われました町内会長さんからの呼びかけで実現しました説明会において、その会場で伝えられたご意見も一切、伝えられることなく ある意味、封印したと とられても仕方がない進め方に理解を得るどころか、逆に「怒り」を与えてしまったのではないかと私は感じます。
さて、現状の火葬場施設は
津名はS47年、北淡はS50年。東浦はS53年の火葬場建設であり、煙突から黒煙がもくもくと上がる旧式の施設であります。40数年経過し、老朽化が一段と進み、補修しつつ動かしておりますが、炉が故障しても交換部品がないのが現状であります。
喫緊の課題として、議会も最新の火葬場の視察、研修も所管委員会で数年前より行なってまいりました。
私は、お亡くなりになった市民の方を出来る限り、清潔 厳粛な施設で、お送りできれば そのためには、一日も早い新火葬場建設をと考えております。
かといって
近隣住民、隣接町内会さんのご理解が得られない場合には、法的に問題がなかったとしても、強行に建設すべきとは思いません。今回、請願者であります町内会長さんの危惧されるご意見も当然、参考にしなければならないと思いますし、他地域の多くの市民の方からの「新火葬場建設」について伺っているご意見も参考にさせていただきたいと思います。
今回の請願
冒頭に申し上げました「反対」か「賛成」か だけでいいのか。
この点が、私の一番危惧する所であります。
町内会の皆さんの意見、意向を受けて、代表して町内会長さんが提出された非常に重い請願であります。止むに止めれず提出された思いも理解するものでありますが、あくまで請願は採択するか不採択とするかだけであります。私が心配しているのは、この請願を採択するということになれば「先例」となり、今後、火葬場建設がどの地になろうとも、同様に反対の請願が提出されたとしたら、先例にならい、採択していくことが予測されます。
新火葬場建設は、一歩も前に進まなくなる恐れが多分にあるということであります。
議会は、「一旦白紙。全地域を対象として一からの仕切り直しをする」決議を可決しております。
今回の反省点を議会としてもしっかりと検証しながら、新火葬場建設に取り組んでいくことが求められていると思います。
「反対」か「賛成」か 落としどころもない、話し合う余地が全くない請願という手法である以上、この請願には賛成することができません。このことは請願者の皆様には、是非、ご理解をお願いしたいと思います。 以上「反対」の討論といたします。
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